ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

シンス・ユー・ビーン・ゴーン

根本 圭助 / 図説 小松崎茂ワールド 購入したときにちょこっとだけブログに書いたが、もう少しなんか書こう。 この本には、画家、小松崎茂の初期作品から生涯最後の作品まで、膨大な数の作品がその歴史を辿る文章とともに掲載されている。 ボクの(今日の一…

花の女子大数え唄

BLANKEY JET CITY / 左ききのBaby (1997) 剥き身の生々しさで野生的なアルバム『Love Flash Fever』と、ドラム・ループを導入して物議をかもした『ロメオの心臓』との間にリリースされたこのシングルのタイトル曲『左ききのBaby』は、弾けたロックンロール・…

パワースレイヴ~死界の王,オシリスの謎

泉麻人 / 泉麻人のコラム缶 わが青春の‘80年代が再評価され始めたのは、‘90年代の後半~‘00年代初頭にかけてだろうか。 その頃になって、‘80年代を回顧するオムニバスCDのリリースが多くなってきた気がする。(データに基づいて言っているわけではなく、ぼん…

ライヴ・アンデッド

ipad! ipad!i pad!! お前ら全員一列に並べ! 今から全員、ipadじゃ! おい一年生!先輩から見える所で水飲んでんじゃねぇよ! あと、一人は先公が来ないか部室の前で見張りだ。 この中に入っています。 おいおい押すな! ガッついてんじゃねぇよ! では、梱…

ベスティアル・ディヴァステイション

杉山清貴&オメガトライブ / Another Summer (1984) 中学生の頃、『ザ・ベストテン』などのチャート番組で観ていたぐらいの関わり方だったので、杉山清貴オメガトライブのイメージといえば、『ふたりの夏物語』であり、カラっと乾いて、太陽の光が眩しくてた…

ただ泣きたくなるの

ドゥーム / ゴー・マッド・ユアセルフ!(1986) DOOM / Go Mad Yourself! 7inchサイズではあるが4曲収録のこの作品、リリースされた1986年という時代と、バンドが結成から1年も経っていない時期に製作された、Doomのレコードとして初のアイテム(デモ・テープ…

黄金のスペクトル

飯島真理 / シュペール 飯島真理ベスト (1986) Super Mari Iijima Best ベスト・アルバムを取り上げるのは気が引けるが(しかもレンタル落ちの中古だぜぃ)、ビクター時代のオリジナル・アルバムがまったく手元に残っていない。中学生のときに4枚目まで(に…

ヤン衆丸

COBRA / OiOiOi ラフィン・ノーズからPONとNAOKIを迎えたコブラの躍進を見た印象は、“檻から放たれた猛獣のよう”といったものであった。 PONとNAOKIはラフィン在籍後半の鬱憤を晴らすようなぶち切れたパフォーマンスだったし、何故かマイクを2本束ねて全開の…

ミート・フック・ソドミィ

さて、チャリのお手入れでもするか! 室内保管とはいえ、ホコリも付いてきたし、そろそろ可動部には細かい砂が付いてきた。 まずは乾いたウエスでメカ部以外を拭くぜ。 お次は、クリーナーを使って、油汚れを落とそう! やたらめったら、チャリ本体に直接吹…

次郎長・お蝶ふたり笠

PEALOUT / GYRO (1998) 鐘の音に導かれて始まり、ミドル・テンポのリズムに乗って、一音一音、噛み締めるように奏でてゆく表題曲はバンドのストイックな姿勢を体現しているようだ。そんな印象も手伝って、歪んだ轟音のギターが音像の中でうねっているが、そ…

かたつむりサンバ

グレイトフル・デッド / デッド・セット (1981) Grateful Dead / Dead Set グレイトフル・デッドのライヴ・アルバムの中で、決して悪いというほどではないが比較的、コアなファンの間での評価が高くない本作。デッドの場合はさらに非公式なライヴ音源も評価…

100%男女交際

NEW ROTEeKA / ハーレム野郎 (1989) バンドブーム期に多数現れた“明るく楽しいビートパンク”に対して、眉をひそめるような感情があった当時も、何故ニューロティカの『ハーレム野郎』は愛聴盤になったかというと、明るく、ともすればバカ騒ぎのような佇まい…

ドダバ富士

雑誌『スイングジャーナル』が休刊する。 4年くらい前まで、バイヤーとして関わっていた頃も少数の固定ファン以外にそう動くアイテムではなかったが、“ジャズ・ディスク大賞"の季節にはCDと雑誌で組んで売り場に並べ、企画を立ち上げたりした思い出がある。 …

東京爆発娘!

アトミック・スウィング / カー・クラッシュ・イン・ザ・ブルー Atmic Swing / A Car Crash in the Blue とりあえず今のところ人生においてIKEAで北欧家具を購入するという行為とは無縁の生活を送っているわけだが、それは私の部屋が収納BOXやCD棚…

ホーリー・ダイヴァー

ロニー・ジェイムス・ディオが亡くなってしまった。 昨日、亡くなったとゆう誤報が出て撤回されたとゆう騒ぎがあったけど、今朝、それは本当のことになってしまった。 ハード・ロック、ヘヴィ・メタルのフィールドで活躍していたので、年齢、世代的にもその…

ディシプリン

浅草三社祭、最終日に潜入。午前11時前に着いた。 神輿の渡御は正午からなので、まだそれほど混雑はしていない。そう、まだ今は・・・ すでに何基かは出ている。 極真空手のデモンストレーションに遭遇。ガチの組み手、板割り、バット折り、瓦割り・・・ブロ…

失恋散歩道

マリリン・マンソン / ホーリー・ウッド~イン・ザ・シャドウ・オブ・ザ・ヴァリー・オブ・デス (2000) Marilyn Manson / Holy Wood (In the Shadow of the Valley of Death) 長い。 どのくらい長いかというと・・・この記事を書くために聴きかえすのが大変だ…

能登はいらんかいね

イギー・ポップ / ゾンビ・バードハウス (1982) Iggy Pop / Zombie Birdhouse このアルバムは購入してから20年近く経つと思うが、第一印象があまり良くなくてすぐに聴かなくなってしまい、ずっと収納ケースの中で眠っていてみた。 先日書いたJ・ガイルズ・バ…

NO天気な恋の島

ローズ・タトゥー / ローズ・タトゥー (1978) Rose Tattoo / Rose Tattoo オーストラリアのロックンロール・バンドでAC/DCとともに思い浮かぶ(という人はどのくらいいるかな?)のが、ローズ・タトゥー。 こちらは、代表曲の『ナイス・ボーイズ(Nice Boys…

ソルジャー・ウィズアウト・フェイス

ワンダーJAPAN エリア別ワンダースポット300 珍スポット、廃墟、巨大建造物などディープなスポットを取り上げるナイスなムック『ワンダーJAPAN』の総集編ともいうべき内容で、オールカラーにて300ヶ所の物件を紹介している。 300ヶ所とゆうことで駆け足での…

おこりんぼの人魚

つくば万博の記事に書いたセンス・オブ・ワンダーは、ロック・コンサート初体験だった。 ただ、催しのひとつとしての無料観覧ライヴではあったので、自分でチケットを確保して行ったのはもう少し後のこと。 LAメタルのラフ・カットだ。 会場は渋谷公会堂で、…

おいてけぼりのThirty

所有しているCDの在庫をitunesに片っ端からインポートする作業をここ何ヶ月かずっと、ほぼ毎日3枚~5枚以上のペースで行っているが、まだ終わらない。 インポートする際、信号面の汚れやホコリをチェックする。 指紋や汚れがあればCDクリーナーで除去するし…

デス・フロム・アバッヴ

“ファッションセンターしまむら”で25%OFFの投売りセールやってたからゲロバカ買いしてきたぜ! 下々の者どもはこの自慢を見てせいぜい羨ましがるがよい。 まずは軽くジャブから行くぜ。 インナーに着る“シャツ2Pセット”。しまむら安心価格780円(そこから25%…

モービッド・ヴィジョンズ

ライアン・フランチェスコーニ / パラブルズ~たとえばなし Ryan Francesconi / Parables 先日、“一人中央線キャノンボール”の最中に訪れた西荻窪のCDショップ“雨と休日””で購入したCDです。 ハープ奏者でシンガー・ソングライター、ジョアンナ・ニューサム…

男涙の三度笠

“トーキョーオンガクサイト”で、ワーナーの40周年企画『5cd original album series』が紹介されているのを読んで、触手がピピっと動いたので1セット購入してみた。 40アーティストのオリジナル・アルバムが5枚セットになって2.500円。 輸入盤で簡易的な紙の…

Virgin少年に接吻を

デランジェのギタリスト、CIPHERが、機材をマーシャルアンプからJCに乗り換えたのがヴィジュアル系の起源(のうちの重要な事件のひとつ)と以前書いたが、もうひとつ重要な事件がある。 HIDEがXのヴィジュアル面に多大な貢献をしたことは有名な話だ。 メンバ…

ユー・キャント・キル・ロックン・ロール

“春日部大凧あげ祭り”・・・5月3日の1日目、4日の“大凧マラソン”に引き続き、大凧あげの2日目が開催された。 会場はこんな感じで賑わっている。 しかし、会場に着いてみると、風が弱い・・・ これではキビシイ・・・ 「風が止んでいる・・・」 「風が止んで…

想像力少女

ラーフィーターフィー/プリプリベイビー 部屋の整理をしていたら、所有していること自体忘れていた清志郎のソノシートが出てきた。 フリーペーパー的に店頭配布されていた物だと思う。 2000年にソノシート配布だよ・・・やってくれるぜ。 聴けない・・・聴け…

オクトパス・ガーデン

埼玉県春日部市、江戸川河川敷で開催される“春日部の大凧あげ祭り” に行ってきた。 その昔、江戸川には足を広げると30mにもなる巨大なタコが住んでいて、度々村を襲った。 上陸し暴れる度に村に甚大な被害を及ぼすタコに困り果てた村人達は、毎年田に水を張…

太陽と戦慄 パート1

地下鉄千代田線~JR中央線の乗り換えをするついでに、御茶ノ水楽器店街~神田書店街辺りをひやかす。 吉祥寺に移動。ゴールデンウィーク中とゆうこともありかなりの賑わい。 “いせや”にも長蛇の列ができていた。 ・・・なんで俺は井の頭公園にいるんだ。 何…