ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

太陽と戦慄 パート1

地下鉄千代田線~JR中央線の乗り換えをするついでに、御茶ノ水楽器店街~神田書店街辺りをひやかす。

吉祥寺に移動。ゴールデンウィーク中とゆうこともありかなりの賑わい。

“いせや”にも長蛇の列ができていた。

・・・なんで俺は井の頭公園にいるんだ。

何をやっているんだ俺は。

天気は快晴。気温も上がり、たまらず上着を脱ぐ。

みんな楽しそうだ。なのに、俺は・・・俺は・・・

公園内では、なにやらアクセサリー、アート的なものを売っていた。

挙動不審な感じで徘徊しているだけなので、しゃがみこんで店を出している人とと気さくに会話・・・なんてできねえよ。できるわけないだろ。

再び中央線に乗って、西荻窪へ移動しました。(と、突然文体が変わる)

西荻窪駅の近くに、“雨と休日”とゆうCDショップがあります。

「穏やかな音楽」を集めたセレクトショップです。

コンセプトを絞ったセレクトショップなので、A To Zの棚で並んでいるCDショップとはかなり印象が違います。

とてもコンパクトな店舗の中に、アンティークな木製カウンターが置いてあり、壁にかかった棚にCDが全て面出しキャプション付きで陳列されている光景は、まるで書斎か画廊、気の利いた雑貨屋さんのようです。

「CDが売れない」と言われだしてから、その売り上げグラフと比例するように、チェーンのCDショップから“場所としての楽しさ”が失われていった気がします。100坪~150坪ぐらいの規模である程度の品揃えを回す、所謂“標準店”規模の店舗からは、本当に“訪れたときのウキウキ感”を感じなくなってしまいました。

まあこの類のCDショップ衰退に関する話は書き出すと長くなるのでまたの機会に。

そんな昨今、“チェーンのCDショップが失ってしまった何か”を持っているこういった個人経営のセレクトショップには、これからもぜひ頑張ってもらいたいですね。

店主に1枚、アルバムを見繕っていただきました。

ライアン・フランチェスコーニ/パラブルズ~たとえばなし

Ryan Francesconi/Parables

ギターの独奏です。後日、感想を書きますね。

で、お次は高円寺に移動だぜ。(と、また口調が変わった)

昨日、今日は“高円寺びっくり大道芸2010”とゆうことで、街のいたるところで楽器演奏やらパントマイムやら中国雑技といった大道芸が繰り広げられていた。そのどれにも、かなりの人垣ができている。

あの角を曲がり、その通りを進むと・・・ここでもやっている。

井の頭公園に続き、ここでも市が開かれていた。

ここでも「へぇ~、こんなの売ってんだ。これなんか面白いですね。売れてますか?」なんて会話・・・できねぇ。

空ろな目をして歩き回る。

“キタコレビル”。

要塞化が進んでいる。

“中野ブロードウェイ”にも寄るつもりでいたが、高円寺をブラついているところで時間切れになってしまった。

ちょっと予定を詰め込みすぎたようだ。駆け足での散策(徘徊)になってしまった。

「次回はもっと余裕を持って廻ろう・・・今度こそは徘徊ではなく楽しい散歩にしよう。なんでいつも不審者の徘徊になってしまうのか」

斜めから差し込んでくる5月の強い陽射しに目を細めながらそうつぶやいた私は、再び中央線に乗車し、高円寺を後にした。

歩く、東京 中央線 (エイムック 1720 沿線お散歩ガイド)歩く、東京 中央線 (エイムック 1720 沿線お散歩ガイド)

(2009/05/08)

不明

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