『鮭のおろし焼き(160kcal)』と『ほうれん草としめじのごま和え(61kcal)』である。
両方とも、本の中でのカテゴリー的には“朝食”となっているのだが、食材の在庫と、各3食それぞれのエネルギー量を振り分ける関係で夕食での登場となってしまった。
『鮭のおろし焼き(160kcal)』の鮭は塩と酒で下味をふったあと、「焼き網で焼く」となっていたが、ガスレンジのグリル部で焼く。その際、トレーに水を張ることを忘れてはいけない。
グリルの中でしばらく熱していると、鮭の色は赤からピンクに変わってくる。しかし、そこでまだ焦ってはいけない。表面の一部がキツネ色になるまで、こんがりと焼く。そう、表面はこんがり、そして芯まで火が通るのを待つのだ。
鮭が焼きあがったら次はトッピングだ。
大根は100gをすりおろして水気を切っておく。しょうがの千切りは“1/2”かけということだが、何に対して1/2なのだろうか。今回の量でも多すぎる気がする。Wikipediaを見たら、 “11.5kgの巨大なショウガ”の画像が載っていたが、そんな、11.5kg全体の1/2かけでもよいのだろうか。…んなワケはないのだが、ウチにあるしょうがの1/2かけでも多いぞ。千切りにして鮭の上に乗せたら、縮尺の違うふたつのプラモデルで作ったジオラマみたいになってしまった。
まあ、フツーに考えれば、あの小さい玉の1/2かけらだろう。ウチにあるしょうががデカかったのだ。
あと、見ていただいている画像は画的に、しょうがの件以外にも、皿へ盛った状態のバランスが悪く見える。それは、手本だと「1枚乗せろ」と書いてある“しその葉”を皿に乗せていないからである。見た目以外にも、しその葉ならではの栄養、効能が何かしらあると思うが、カロリー的に1枚なくてもどうということはないだろうし、他で野菜は死ぬほど接収しているので、まあここは目をつぶろう。
『ほうれん草としめじのごま和え(61kcal)』は、何度か作っていたら、「こりゃけっこう楽ちんだぜ」ということを覚え、「困ったときの『ほうれん草としめじのごま和え』」と化している。
ほうれん草もしめじも、単に茹でるだけだ。それを器の中でゴマと醤油、砂糖でグリグリとあえればよい。
さて、今回使用した鮭は約100g一匹だが、諸般の事情により二匹入りのパックを購入した。
…と、いうことは、明日の食卓にも鮭が並ぶこととなるのであった。
エデンの裏口から
(1994/05/20) カジノ・ドライブ |