Diamond Shakeの初アルバムが届いた!
レッド・ウォーリアーズの2/3がいるってことで、「新曲を作るレッズとう位置づけか?」といえなくもない気もするけど。キヨシのベースと、コーラスがないからレッズの音にはならないんだよね。あとキーボードが三国さんじゃなくてDr.kyOnなので違う風味が効いてるって感じ。
平石一成さんのベースから始まるこのアルバム、ブックレットを確認したら、レッズと同じように作詞・作曲ともシャケ、作詞がユカイで作曲シャケ、あと『FIRE DROPS』以降出てきたユカイが作詞作曲の3パターンがあったよ。
"ROCK DOWN”って曲は歌詞にズバリそのまま緊急事態宣言とか蔓延防止対策とかマスクとか熱中症とか出てきて、これはユカイだな?と思ってクレジット見たらそうだった!ここまで時事ネタをストレートに出すのって今まであったかな?
アルバムの宣伝文句に「R&R、ブルース、カントリー、ファンク、サイケなどのルーツミュージックを…」うんぬんかんぬんってのがあって、そうこれ聴いてみると「レッズではやってないロックンロールてまだこんなにあったんだなー」と思った。カントリーって“Travellinʼ Down”のことだと思うんだけど、ここまでおおらかな横ノリってのはなかったなーとか。
サイケも、レッズではビートルズとか、ジミヘン、ドアーズとかのニュアンスを感じてたのに対し、こっちはドクター・ジョンっぽいんだよね。シャケのインタビューにドクター・ジョンの名前が出た記憶はないので実際はどうか分かんないけど。シャケのセルフカヴァーアルバム『Birthday Song』に入ってる”Wild Cherry”もドクター・ジョンっぽいパートがあって、どうなんだろうね?そんで今回はDr.kyOnがいるしね。KYONつったらBO GUMBOSだし。ニューオリンズの風は入ってるのかなー?
そんで俺にとっては、ウイラードから抜けちゃってだいぶ経つけど、ここへきて大島治彦氏のドラムが入ったCDが聴けるってのはなんか感慨深いな。