と、いうことで、古今東西様々なバンドが解散しては再結成し、中には「これは絶対ないだろう。看板の人が死んでるし」みたいなバンドがまさかの再結成したりしてるよね。それとは逆にイエロー・モンキーってメンバー全員存命で、解散後もグッズが出たり、イベントごとがあったり、映画が公開されて、しかもメンバー全員集合で出演したり、本人がちゃんと関与する音源リリースがあったりと、「絶対再結成するだろう」と皆が思いつつ16年も時間が経ったという珍しい形だなあ。まあ長期間活動休止の末に一曲だけ歌って解散って形も珍しかったか。
で、それはいいとして（！！！！！！！）、イエモンといえば何だっけ？そうだ、エッちゃん？エッちゃんは俺がCD屋に入って…オープニング募集だから皆がいっぺんにはいってんだけど、自己紹介的な会話のどこかでイエモンのファンだって話が出て、『PUNCH DRUNKARD』のツアーで何回観たとかそんなことを言ってたんだよね。俺はどんなに好きなアーティストでも、どんどんどんなに好きで、音源を聴きこんだり聴きこんだり、音楽的バックグラウンドを研究したり、機材写真とキャプションを穴の開くほど見ても、ギターのフレーズをコピーしても、同じツアーで2度は絶対にライヴを観ないスタンスなので、「へぇ～、そうなのか」とか思って。
その後、まあ次々とネクストブレイクのアーティストって出てくるじゃん。1998年ぐらいだと時代的に、ミッシェル・ガン・エレファントとかがガツンと来てて、その後くるりとかだったかな？で、「最近イエモンは」って尋ねたら「もう聴いてない」とかなって、俺は「ガビーン！」となって、１ツアーで複数回観るような関係でもそうなのか！って、そのとき俺は「自分がどんなに大大大Die大好きなアーティストでも、俺はファンじゃなくて、音源を聴くリスナーで、ライヴに行くオーディエンスであろう。一生そうしよう」と思ったんだ。だからレッド・ウォーリアーズでもウイラードでも、何度ライヴを観ても、どんなに深い思い入れがあってもファンじゃなくても、一観客なんだよね。エッちゃんは、俺がまったく馴染めなかったCD屋の初期メンバーん中では喋ってくれた方なので、あんまし言ったら悪いか。
そうだ！『PUNCH DRUNKARD』ツアーで観たNHKホールのチケットは、その前のCD屋で一緒だった佐藤さんから「行けない日が出来たから２枚いりませんか？」て流れて来たんだ。佐藤さんて、俺がやってるバンドのライヴに、珍しくというかほぼ唯一、観たいといって来てくれた人で、アマチュアバンドのライヴなんて、動員が30人40人あっても、こっちが声かけてチケット売ったりするじゃない？俺のバンドはまったく人気とかなかったからそうだったのね。佐藤さんはあっちから何度かライヴに来てくれて、しかも職場では違う部署で、ほとんど話したことないみたいな頃に。超いい人だったなあ…
あ！イエモンのチケット、行けない日のは俺に譲ってくれて、同じNHKホールで他の日に観たってことは佐藤さんも、元々は1ツアーで複数回観る予定だったのか！
佐藤さんはエッちゃん以上にあんまし言えない感じなので、じゃあこの話はナシだ！今日の記事はやっぱナシ！
