THE PRIVATES / WILD & VAIN (1991)
前々作の『SPEAK EASY』と同じニューオリンズ近郊のボガルサでレコーディングされた5枚目のアルバムでだが、アメリカ南部の音楽にどっぷりとゆうよりは、陽気で開放感のあった『SPEAK EASY』と比べてハードでストイックな印象を受ける。
曲単位で見るとはじけるロックンロールがあり、サンバ風があり、レゲエがあり、もろにニューオリンズ・ロック調があったりと、陽気な感じがしないでもないのだが、アルバム全体で見ると硬質なビートや不穏なメロディーが強い印象になるんだよなあ。
このアルバムを最後にキーボードの吉田学が脱退、その後に観た彼らのステージはかなり延原&ショーネンによるギター2本の絡みが強調されていて、攻撃的なギター・バンドとゆう色が強くなったなと感じた。
WILD&VAIN (2006/08/23) THE PRIVATES 商品詳細を見る |