2015/09/13 Red Warriors / さいたまスーパーアリーナ15周年presents 肉ロックフェス
と、いうわけで、長丁場だった肉ロックフェスもいよいよ大トリのレッド・ウォーリアーズだ！俺は誰がお目当てかに限らず律儀にほとんど観たからマジで長丁場なんだよ！
ここまでは椅子席で観覧していた俺だが、アリーナのフロアに降りてレッズの登場を待った。
SEもなくメンバー一同が登場して、シャケのギターがキーEでアドリブ、向山テツのフィルで『CASINO DRIVE』へ。Lesson21、Lesson23と、ちょっと驚くようなレア選曲でスタートだったのに対し、今回は超ストレートなチョイス。全編通して、これは外せないだろうという定番曲ばかり。ワンマンではなく、イベント出演ということもあってか、再結成以降はおろか、『Swingin' Daze』からもやらなかったな。『KING'S』までだ。なので熱心なファンでなくとも、80年代当時にちょっとレッズを見聞きした人なら楽しめるセット・リストだった。あ、単に今回は準備期間が超短いってのもあるか？
で、ライヴが始まったら、なんか泣ける。泣けるなー。レッズは直近で2009年に観てて、シャケ（と三国さん）のプレイは先月観たばっかなのに。…観たばっかだし、そんときもかなり感動して満足したのに、なんでこんなに泣けるのか？シャケとユカイ、キヨシが一緒にやるレッズの引力は特別なんだなあ。泣けるつっても、俺は絶対に涙とか流さないんだけどね。でもなんで泣けるのかとか考えてたら、『ルシアン・ヒルの上で』が始まったとたんに、俺の周りが全員号泣してるという。なんなんだよもう！
ファンの誰もが望む『バラとワイン』（ここでも方々で号泣）、そして当日出演者唯一のアンコール『ROYAL STRAIGHT FLUSH R & R』まで、予定1時間を大幅にオーバーしてのステージを、目いっぱい堪能した。最高だった。今回は弦が切れたり、小節食って誰が正しい？状態にもならず、単発再結成の中で一番安定してた。
レッズは今年が結成30周年で、ユカイは「次は35周年で」と言ってた。まあどうか分かんないけど、そのときも皆健康で、モチベーションが合致してればいいなあ。もっとって声もあるけど、俺は5年でいいや。半年に一ぺんだと、『バラとワイン』のありがたみも弱くなるからな。アニバーサリー集結だけでも、そこでバッチリキメてくれれば最高だよ。
肉ロックフェスに行ったのに、売ってるのがリアルに肉しかなかったので何も食えず、帰りに新都心駅前の日高屋で生姜焼き定食を食ってから、俺は家路についた。
