ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

コケティッシュ渋滞中

1999/12/27 Red Wariors FUTURE PRIMITIVE “the end of '90s”

これはとくに音源リリースと関係ない単発ライヴで、90年代に沢山出来た大人数収容の大型ライヴハウスではなく中野サンプラザでの公演だった。そんな「ザ・コンサート・ホール」って感じの会場で、珍しく前座ありってことで期待はあったんだけど、このときはハズレだった。要所要所で奇跡的なクオリティのライヴを行ってきたレッズの魔法が解けてきた感じがしたな。

再結成もまあ、周りから持ち掛けられて本人同士はけっこう不穏な空気というか、それを隠さずインタビューでも語ってたのね。でもその噛みあわないところが逆に良く作用して、カッコいい音源とライヴが出来てたんだけど。

この日は前座(ヒステリック・スージーズ)がある上に、さらに開演が遅れて。好調じゃないときってそういうところにも表れるよね。あと、『ルシアン・ヒルの上で』で楽器が一小節ずれたんだ。サビ終わり「So far away」の後、繋ぎで一小節あるのと、なくてイントロのフレーズに戻るパターンがあるじゃない。そこを誰かが間違えて演奏がバラバラになったんだ。

そんなこんながあったので、たしか再結成後初だった、『OUTSIDER』があっても感動半減だったんだよなあ。もったいない。当時としてはけっこうなサプライズだったのに。

このライヴの後、どうも何百人クラスのライヴハウスでファンクラブ限定ライヴとかが増えだして、俺もビジネス的に何かあんのか?って不安になってきたんだ。