ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

マギーズ・ファーム野茂

2017/09/02 RED WARRIORS 30th Anniversary 『King’s Rock’n Roll』 FINAL@中野サンプラザ

f:id:jeffgoldsmith81:20170903085939j:plain…と、いうわけで、昨日は中野サンプラザでレッド・ウォーリアーズのライヴを観た!

 

7月の大宮ソニックシティ公演中に発表された追加公演。さらにチケット予約の反響がすごくて急遽同日昼の部まで追加されて、キャパは小さいけど渋谷 eggmanでもやってるし。日取りがよければ武道館1日ならマジで埋まったんじゃ…20年前の出禁がどうなってんのか知らんけど。

 

で、俺はソールドアウトとなった夜の部へ。大宮と同じく、冒頭シャケの短いアドリブから『KING'S ROCK'N' ROLL』でスタート。ああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!今度はギターのストラップが外れるとかなくて無事に始まった!単発、期間限定の活動になってからはもう、ライヴのオープニングと、あと『ルシアン・ヒルの上で』の間奏で小節がずれないかが心配で心臓に悪い…

 

その次が『OUTSIDER』ってのが嬉しい予想外だった。大宮での『バラとワイン』よかしっくりくるし、サプライズ感もあった。大宮と違ったのは、アルバム『Swingin' Daze』からもやったんだよね。『欲望のドア』と『SUNDAY SUNSHINE』。『欲望のドア』はユカイがちゃんと、舞踏会のマスクを着けて。で、この2曲でシャケは$ギターを使った。$ギターって実際には解散後の渡米期に登場したんだけど。アルバムの『Swingin' Daze』とバンドの“CASINO DRIVE”は繋がってるって関係性か。

 

大宮でやらなかった『SHOCK ME』の最中に気付いたんだけど、シャケの足元に80年代の隠れ定番機材、足乗せ台があった。形は昔ものではなかったかな。初期の曲では、それに片足を乗せてリズムをとるスタイルが復活してた。大宮でもやってたのかなあ?そこでは気付かなかったけど。再結成以後のスタイルが長いからそのイメージ定着してるけど、80年代のシャケって、ストーンズだったりエアロスミスだったりのルーツを尊重するロックの中ではかなり変り種で特徴の塊だったんだよね。ギターが渋いサンバーストじゃなくて派手な青だし1PUだし、サムピックだし、マーシャルとかじゃなくてヤマハのアンプだし、台に足乗せてるし、テンポ合わせたディレイでチャカチャカやってるし。

 

後半は徳間期のを2曲入れつつ、あとは定番で畳みかけ、駆け抜けたファイナル公演。ユカイが、沢山の客が来てくれたと感謝を述べるのと、また来年も!…って言ってたけどこれは分かんないね。たぶんその場の思い付きと勢いのような…ステージで隣にいるキヨシが驚いてたし。まあ皆拍手してたけど30年とか追ってるファンならそこら辺分かるだろう。ホントにやったら行くけど。

 

オープニングと『ルシアン・ヒルの上で』で何もトラブルが起こらなかったけど、各所で楽器も歌詞も構成間違いの、かなりヤバいやつもあった。こっちから見て分かるエフェクターの踏み間違いとか。これはもう、短期集中でやるバンドとツアーで反復してやってくバンドの違いでいかんともしがたいか。でもまあ、みんな50代になって1日2公演、33曲だから大変だ。

 

俺が邦洋合わせて一番影響を受けて、一番好きなバンドのレッド・ウォーリアーズに対して、必ず定期的にやってくれ!って気持ちは無いんだけど、もしやるなら絶対行って、身体と脳に染み付いた曲達を浴びに行くから、気が向いたらまたやってね。

 

 

ユカイが、オーラスの『ROYAL STRAIGHT FLUSH R & R』だけ、自由に撮って宣伝してくれって言たのでこれ。あまりの予想外に縦フレームのまま!本人がいいって言ってたけど、どこかしかるべき機関から何か言われたら消しますけど。

 

 

THE BEST(仮)

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