Louis Armstrong / What A Wonderful World
このアルバムに入っている『この素晴らしき世界』は、冒頭にサッチモの語りが入っていて、演奏のアレンジもかなり変わってるんだよね。語り部分は、弦の音に乗ってゆったり進んで、歌になるとピアノが入ってスウィンギー。これってジャズのアレンジ…って、そうか『この素晴らしき世界』って元々、曲調としてはジャズじゃないんだな。オリジナルと、どっちがジャズかというと、明らかにこっちのヴァージョンの方がジャズになっている。さらに、これは曲のパートごとに細かくリズムが変わる。
その昔、買って最初に聴いたときは「なんじゃこりゃ?」と思ったけど、良く考えたら同じ曲の同じヴァージョンをいくつも持ってもしょうがないのでまあいいや。
What a Wonderful World
(1990/10/25) |