ルイ・アームストロング / ルイ・アームストロング (1990)
Louis Armstrong / Louis Armstrong And His Orhestra
サッチモが1930年代から1940年代に残した録音で、2枚組みのDisc1にはビッグ・バンド編成、Disc2がスモール・コンボでの演奏となっている。
たぶん、CD時代になってからの独自編集で、この選曲ではこのときだけ、その後出替わりとかにはなっていないと思う。
全40曲収録。40年代までの記録なので、『この素晴らしき世界(What a Wonderful World)』も。『ハロー・ドーリー!(Hello Dolly!)』も入っていない。そして、全編モノラル録音で…これがさあ!この音質、古いラジオから聴こえてくるような音質がさあ!いいのよ。
いいのよぉん!!
CDの発売が1990年だから…たしか発売間もなく購入したと思う。だから20年ぐらい前か。なんかねえ、冬の寒い夜だったな。寝るとき、布団を頭まで被ってこのアルバムを聴いていたらなんか最高だったなあ。サッチモの声が…神様の声が暖かく自分に降り注いでいるようで。ジャズも1960年代以降だと録音状態が変ってくるからちょっと違うんだよな。どっちが良い悪いではないよ。でもこのアルバムに関しては、モコモコな古い録音と、サッチモの声と冬の夜が、オイラの布団の中で化学反応を起こしちゃったな。
つうかなんで今、冬の話だよ!これから季節は夏に向かうんだよ!
何なんだよ!もう!!
ルイ・アームストロング
(1990/07/21) |