一昨日、昨日に続いて“べつに夏仕様じゃないけど自分が夏に聴きたくなる音楽”だ。
3日間も引っ張るような記事じゃないぞ!いや、知ったことか!
ジェファーソン・エアプレイン / シュールリアリスティック・ピロー (1967)
Jefferson Airplane / Surrealistic Pillow
これも音にはとりたてて夏の成分がない気がするが・・・
何故、夏にこじつけてしまうのか・・・“サマー・オブ・ラヴ”“マジック・サマー”といった言葉のせいだろうか?
1967年の夏は、ドアーズの1stアルバム、ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』、そしてこちら、ジェファーソン・エアプレインの『シュールリアリスティック・ピロー(Surrealistic Pillow)』が発売され・・・って、これじゃ渋谷陽一の本に書いてあることの受け売り(ってゆうかパクリ)になっちまう。つうことでそこらへんのことは自分でググってみよう!
だいたい俺も1967年にはまだ生まれてないよ!お客さん!そのワインは1969年以来ウチの店には置いていませんよ!
嗚呼、あの夏に帰ろう!
シュールリアリスティック・ピロー
(2008/10/22) ジェファーソン・エアプレイン |
グレイトフル・デッド / アオクソモクソア (1969)
The Grateful Dead / Aoxomoxoa
ジェリー・ガルシアの、脳みそを直接コチョコチョされるようなギター・ワークと、吉本新喜劇で全員が前にのめってコケるみたいなタメのグルーヴがたまらない。冷房をつけないで寝汗をかきながら聴こう。
一方、音が'80年代化、音が少しAOR化している時期のライヴ・アルバム『デッド・セット (Dead Set)』は涼しげなサウンドで、このアルバムとは違った魅力で夏にお勧めだ。
そして、幼い子供がいる人は、子供が言葉を覚えて「鯛焼き焼いた(タイヤキヤイタ)」とか「新聞紙(シンブンシ)」とか、簡単な回文も喋れるようになったらこの『 Aoxomoxoa(アオクソモクソア)』を教えてあげよう。
アオクソモクソア(デラックス・エディション)
(2003/04/09) |
ということで、マイルス・デイビスやサンタナは“サイケデリック・ロック”ではないが、その2つも含めて今回のお話はみんな1960年代後半あたりのアルバムばかりだな。
時代はヒッピー、サイケデリック文化。サイケのトロトロ感、モヤモヤ感が俺の脳に作用して夏に聴きたくなるのかな。
清涼感のある音楽で涼しくなるのもアリだが、こちらはこちらで違った効能があるのかもし・・・れ・・・な・・・い。
あ~・・・こんなんで3日間も引っ張ってしまった。
―おしまい-