昨日に続いて、“べつに夏仕様じゃないけど自分が夏に聴きたくなる音楽”だ。
バーズ / 霧の霧の5次元 (1966)
The Byrds / Fifth Dimension
バーズといえばまあ、大まかな印象として“フォーク・ロック、コーラス、ハーモニー、12弦ギター”といったところが挙げられるが、時期やメンバーによってカントリーだったり、ブラスやストリングス、ラーガまでブチこんで実験的だったりと変化があり、そんな中でムーヴメントに呼応して分かりやすくサイケに接近している本作は、メロディーが他に無く抽象的でモヤモヤっとしている。たしかBBCか何かのロック・ヒストリー的番組、サイケデリック・ロックの回でメンバーの誰かも言っていた。デヴィッド・クロスビーだったかな?録画したVTRがあるはずだが、メンドクサイので探さないよ~ん。
タイトル“霧の霧の5次元”のとおり、朝もやの中、カッコーが鳴いているようなシチュエーションで聴きたい。
霧の5次元
(2005/04/06) |
ザ・ローリング・ストーンズ / サタニック・マジェスティーズ (1967)
The Rolling Stones / Their Satanic Majesties Request
うわ!夏仕様じゃないし、聴いてもまったく夏の要素がない気がするが・・・ストーンズの珍盤、奇盤、もしくは裏名盤。
このサイケデリック・サウンドはうだる部屋で昼寝して脳がトロトロになっているときに聴こう。
曲とがっちり正面から向き合ってはダメだ。雰囲気雰囲気!
「脳が覚醒していないときに聴くと気持ちいい」って、昔シャケもインタビューで言ってたよ。
サタニック・マジェスティーズ
(2008/08/02) |
さて、次は・・・と書きかけたところで、「あと2つあるなら明日までネタを引き伸ばしちゃおう」とゆう考えが頭を擡げてきた。
ネタの枯渇を悪知恵でカバーするのだ。そんじゃ明日。
-続く-