1985年に出版された、とんねるず初の単行本は、当時の勢いをそのまま詰め込んだ内容となっており、今読むとかなりとっ散らかって読みにくい部分もあるが、帝京の同級生ネタなど、後にオールナイトニッポンで重要なポジションを占めることとなるような事が既に出てきていたり、1stアルバム収録の『バハマ・サンセット(New Version)』で歌われる、二人それぞれの初恋、歌詞に名前が出てくる女性ついてもう少し詳しく書かれていたりして興味深い。
“石橋貴明処女小説『亀戸の夜は更けて』”に出てくる女性は後に最初の奥さんとなる人だろうか。
憲武による“正しいオナニーのやり方”とゆう図解もあって親切な内容だ。
出演番組についての紹介で『EXPOスクランブル』のことも書かれているのが嬉しい。(といってもほんの1ページだが)
『みなさんのおかげです』以前の番組だと『夕焼けニャンニャン』についてはよく語られ、『コラーッ!とんねるず』はマニアに好評だが、『EXPOスクランブル』はもうほとんど話題に上らないのだ。
『レッツGOアイドル』にいたってはすっかり忘れていた。
1985年初版の本だが、手元にあるのは1988年の12刷。当時の人気を考慮しても、この類のタレント本が3年間刷られ続けたとゆうのは以外だった。
カバーをはずして裏返すと、“こっくりさん”ができるよになっている。
天狗のホルマリン漬け (1985/07) とんねるず 商品詳細を見る |