ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

クイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観た!

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ボヘミアン・ラプソディ』をやっと観た!

…んだけど、ポスターとか看板とか何もなかったから、何が何だかこれだと分かんないな!

最終の回で観たから今日はもう寝るわ!

 

 

Bohemian Rhapsody (The Original Soundtrack)

Bohemian Rhapsody (The Original Soundtrack)

 

 

2018/11/24 原始神母 ~ PINK FLOYD TRIPS ~ TOUR 2018@CLUB CITTA'

2018/11/24 原始神母 ~ PINK FLOYD TRIPS ~ TOUR 2018@CLUB CITTA'

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…と、いうわけで、原始神母のライヴは休憩を挟んで第2部へ。

事前アピールにあった、今年はアルバム『神秘』の50周年ということで、第2部の始まりは当然それかと思いきや、アルバム未収録『夢に消えるジュリア』でスタート!シングルB面かよ!意表突かれた。同じ68年の作品だしね。ライヴ最後のMCで裕太郎さんが言ってた、三国さんのこだわり「B面(台2部)スタートはこれだろ」ってのは、コンピ・アルバム『ピンク・フロイドの道』のことか。

『Corporal Clegg』、『See-Saw』ときて、そんでやっと出た。これこれ、不穏なベースのフレーズで始まる『光を求めて』。これ、生で聴きたかったんだ。やったー!と、思ったら、『神秘』をフィーチャーしたライヴにも関わらず、表題曲の『神秘』をやってない。これは来年が『ウマグマ』の50周年だから、そこにとってあるらしい。『ウマグマ』には『太陽賛歌』も入ってるから、来年それもやるかな?

サックスの阿部剛さんが加わった『クレイジー・ダイアモンド』から、またベスト的な選曲へ。

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いつか割れるミラーボール導入しようぜ!『Comfortably Numb』!

コンフォタブリーなう!

…と、いうわけで、泣きのギター・ソロで本編終了。アンコールは『Money』から『Us and Them』の繋ぎ。そしてオーラスはお馴染み『ナイルの歌』。お馴染みつっても、本家フロイドの方だとそんなにお馴染みじゃない気もする。原始神母のライヴで定番化しているという。

今回もおなかいっぱいの、17時半過ぎに始まって、終わったの21時ちょいぐらいかな?『対』と『神秘』を入れつつ、『Echoes』をフルでやってるしねえ。大変だよこりゃ。

 

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来年は『ウマグマ』から50年、『ザ・ウォール』から40年ってことで展望が語られて幕となった。『ウマグマ』って?どうすんの?C面D面もやんの?『ザ・ウォール』の壁は難しそうな感じだけど、壁を描いた幕ぐらいなら出来そうじゃない?あ、でも地方ごとにステージの大きさが違うか。

まあ、予算で本家に及ばないところは、創意工夫で楽しいギミックを期待しよう。

これで今年の原始神母は終わり!また来年!

ってことで、おうちに帰るわけだが川崎遠いよー!快速アクティーで帰った。

 

 

神秘

神秘

 

 

 

対

 

 

原始神母 ~ PINK FLOYD TRIPS ~ TOUR 2018@CLUB CITTA'

2018/11/24 原始神母 ~ PINK FLOYD TRIPS ~ TOUR 2018@CLUB CITTA'

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…と、いうわけで、原始神母のライヴ観てきた!

年々、規模が大きくなって、今年はチッタ2デイズだよ!

今回のトピックは、アルバム『神秘』リリースから50周年、そして1994年リリースの『対』からののナンバーもレパートリーに加わった。つまりロジャー・ウォーターズ不在、デヴィッド・ギルモア主導期の曲がとうとう解禁されたってわけ。

17時30分開演だと夕飯食うの17時前じゃん!え?だったら終演後に食えって?いや原始神母のライヴは長いし、だいたいからして川崎ってうちから遠いし、っつうか全国どの地方から計測しても川崎って遠いよな、みんな!しかも今回は俺、翌日仕事休み取ってないし!終わったら一刻も早く帰って寝たいよーーー!

…ってとこで、仕方なく17時前に店入って飯食った。そんでチッタに入場したぞ。

オープニングは、『対(The Division Bell)』からの曲、三国さんの鍵盤とシャケのギターかけあいが美しい、『Cluster One』から『What Do You Want From Me?』の流れで始まった。

アルバムからチョイスされたのは、加えて『Keep Talking』と『運命の鐘』。この4曲を生演奏で聴いて思ったのが『対』って、けっこうなギター・アルバムで、ギルモアはけっこう弾きまくっているんだなあということ。ギターが前に出ているといえば、『アニマルズ』もだけど、そちらはバンドの中でロジャー色が強くなっていく過程の緊張感の中でギターが鳴っているんだよね。それにギターが前というより、リックのキーボードが引っ込んでいる作品なんだね。で、『対』では、ギルモアがのびのびと弾いている感じ。まあロジャーがいなくなって自分が引っ張っていく状況だから、そりゃそうか。そんな、アルバムの色を今回、シャケのギターを通して感じた。

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『Keep Talking』では、シャケがギターにトーキング・モジュレーターかますのね。俺の記憶ではレッド・ウォーリアーズ1989年のアルバム『Swingin' Daze』のレコーディングで使って以来かと思うんだが、どうかね?当時、インタビューで言ってたのが、初めて使って、フレーズを試行錯誤してテイク重ねるうちに、ホースから吹きだす空気が肺に沢山入っちゃって声が出なくなったとかで。だから、トーキング・モジュレーターで録った曲はライヴでワウ・ペダルに置き換えられてんの。

そしてそして、『対』パートの後、ライヴはベスト選曲で進み『Echoes』で第1部終了。20分休憩!客の年齢層超高いし、座って鑑賞するスタイルだから、みんなおしっこ近くなちゃって!トイレは長蛇の列だよ!スタンディングで暴れるライヴでは、尿意なんか感じないんだけど、座って観るのっておしっこしたくなるんだよね!まあ俺も並んだけど!でも俺が行くライヴはまだスタンディングの方が比率高いぞ!

 

~第二部に続く~

 

 

Division Bell

Division Bell

 

 

 

 

マギーズ・ファーム野茂

原始神母 ~ PINK FLOYD TRIPS ~ TOUR 2018@CLUB CITTA'

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原始神母のライヴ観てきた!

今日はもう寝るから!明日休みとらなかったし!しかも川崎って遠いだろ!川崎でライヴ観て翌日仕事って冒険だぜ!

ハイスタの映画『SOUNDS LIKE SHIT : the story of Hi-STANDARD』を観た!

ハイスタの映画『SOUNDS LIKE SHIT : the story of Hi-STANDARD』を観た! 

…っていう動画。テキストはすでにUPしてるやつ。

これシリーズ化したら一粒で二度おいしいブログ更新になるかなあ?

 

jeffgoldsmith81.hatenablog.com

 

 

 

THE GIFT

THE GIFT

 

 

 

マギーズ・ファーム野茂

THE PINBALLS / 時の肋骨  (2018)

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今年出たシングルが良かったので期待してたぜ!THE PINBALLS!

今回はフル・アルバムだよ~ん!短い!清い!33分49秒!でもちゃんと12曲入ってるな…

4分台の曲が2つあるだけで、あとは3分台、2分台、1分台ってところでまとまられてる。46分テープに余裕で入るよ!ハードコア・パンクじゃなくて、アップテンポなロックンロールで30分ちょいってのは清いな。

前作では、マイナー・キーの『Voo Doo』に俺、やられちゃったんだけど、今回はメジャーの『失われた宇宙』とか、いいねこれ!ヒリヒリした感じとロマンティックなのとのバランスがいいのかなと思う。

あと全体的に、歌詞の端々に、あさってから飛んで来たようなボキャブラリーが踊ってて凄い。そんなぶっ飛んだ言葉の感覚って90年代にベンジーとかチバが放ってたんだけど、そのどちらとも違う言葉の選び方が凄い。

2000年代以降に出てきて新しい音楽をやってる人たちの中でも、根っこにブルーズがあると安心感があるっていうか、手前に壁がない感じで入って行ける。でも懐古趣味じゃなくて、ロックンロールを更新してる感がある。THE PINBALLSは。

 

 

 

時の肋骨[初回盤CD+DVD]

時の肋骨[初回盤CD+DVD]

 

 

 

 

大サンシャイン会

『SOUNDS LIKE SHIT: the story of Hi-STANDARD

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…と、いうわけで、ハイスタの映画を観た!

 

賢明な読者諸君ならお分かりの通り、俺ってハイスタのリスナーだったことはないのね。つうか、そんな俺の話誰も知らないし、お前誰ってところ?

なので彼らのCDを買って聴いたりライヴ行ったりってことはまったく無かったんだけど、リスペクトっていうか人間として興味あるってまた別の話で、かなり外野からの目線だけど90年代なら雑誌のインタビュー、それ以降の3人バラバラになった活動はネット露出とかで、気にしてたのね。俺はずっとCD屋だったから音は自然と入ってくるし。

元々はハードコア聴いてる友達から回ってきた、スナッフ、レザーフェイスといったメロディック・ハードコア…メロコアと略される前のバンドを聴いて、そこに『LAST OF SUNNY DAY』がリリースされて、「日本だとこんなのがキテて」みたいな感じで知ったんだ。

で、映画なんだけど、これすげー面白かったな!面白いって、笑わないけど、苦い部分もある、否、単純にエピソードで数えると苦いシリアスなことの方が多い映画で。起こってることの半分はヒリヒリとした出来事なんだけど、観終わったときの気持ちよさはそれを上回る。

初期の手探りながら、ひとつひとつチャンスをつかんでいく様子、メジャー・レーベル、トイズファクトリーの手助けでブレイクしていく状況とDIY精神との葛藤。NOFX、ファット・マイクとの出会いからFat Wreck Chordsアメリカのインディーズ、DIYな活動への接近、そしてAIR JAM、さらにPIZZA OF DEATH RECORDSの独立!いよいよ本物のDIY!しかもバンドの規模は大変なことになってる!

…ってところで裏側では暗雲が。当時としてはAIR JAM2000以降、ハイスタの活動がぷっつり途切れるまでは順風だと思ってて、その後の情報は断片を繋ぎ合わせると、大変なんだなあとは思ってたけど、あらためて3人の口からまとめて語られると凄かったな。カオス。何?大きな成功にはこーいうの絶対にセットで付いてくんの?みたいな。偶然か必然か、そんな状況とリンクする、ライヴ中の客マナーについてブチ切れるシーンが入ったり。あと横山健氏が精神疾患になった瞬間を語るところで画面にエフェクトがかかるんだよ。うわー来たって感じで。そこからがもう…ハイスタの活動が止まるに至るぐちゃぐちゃ、3人それぞれ離れてからの確執。

 

休止から10年ちょっと経って、震災を受けて日本のためにAIR JAMで復活!というストーリーで認識してたんだけど、難波氏から震災前に元の企画が発案された時点ではまだとんでもなくゴタゴタしてたのか!

そこから現在までの、再生への道…も、常岡氏のメンタルのくだりとか、一筋縄ではいかないんだけど。3人ともタイミングは違えど、みんなメンタルやられてる…

まあとにかく、現在地に着地するまで、こんなにドラマがあるのかっていう展開で、凄かった。仕事終わって最終の回で観たからへたすると眠くなる時間だけどおしまいまでギンギンに目が冴えちゃって、その後も3時ごろまで寝付けなかったよ!それは家に帰ったらなんか冷蔵庫が冷えなくなっちゃって、マジ超困って寝られなかったってのもあるんだけど!外野からバンドを横目で追ってきたぐらいの俺でもすげー良かったから、素晴らしいドキュメンタリー映画でした。監督の梅田航さんて、WRENCHのマネージャーだったのと、カメラマンてっことで映画監督経験なんかなくて、そんでよくこのまとめ方できたなあ。3人のドラマが凄いっていう素材を、見事に編集してた。

 

 

 

 

THE GIFT

THE GIFT