昨年10月にJAGUAR星に帰還した、ジャガーさん。12月にこの自伝が出て…なんやかんやで全部読むの遅くなっちゃった。昨日読み終わった。
JAGUAR星に帰還後、わずかな間をおいて自伝が出るなんて、やっぱしすごいなジャガーさん。こういうメッセージのありかたって、デヴィッド・ボウイ並みっつうかそれ以上だ。
本を開くと話が戦時中からっていうスケール感。ジャガーになる前、仮の姿のエピソード、それだけでなく写真までたくさん載ってるぞ。
俺がジャガーさん知ったのって、この自伝でも語られてる、雑誌『宝島』が千葉テレビの『ハロー・ジャガー』のことを記事にしたとき。このときの宝島って俺まだ持ってるよ！そのときの記事で、テレビ局の放送枠を買い取って番組作ってるってのは知ってたけど、自伝には業務用カメラ買って、編集も自分でやって局に納品してたって、ああもう無茶苦茶だ！！
今でこそ個人が撮影編集して配信できる環境が、個人の財力でなんとかなる時代だけど80年代当時ってすげー金かかるぞ。
その後の、CDがメジャーからリリースされたり快進撃（？）があって、そこまでは分かってたのに、バンドブームが終わって…ジャガーさんはバンドじゃないけど、まあ宝島周辺のカルチャーが下火になってからは知らなくて。知らないっていうか活動休止してたのか。休止っていうかもうジャガーであることをやめてた。
さらにその後の復活、俺はマツコ・デラックスの番組は観てなかったから、そんな再ブレイクなんて知らなかったんだよなー。再ブレイクっていうか、ローカルから全国区じゃん。
JAGUAR星にもう帰ってしまったけど、真のインディペンデント、真のDIYアーティストとして、去り際にこんな輝くなんてやっぱしジャガーさん凄いわ。
