miwa / Delight (2013)
困った…なんだよこれ…ほぼ完璧っつうか、どんぐらい完璧?U2の『ヨシュア・トゥリー』くらい?『ヨシュア・トゥリー』は、レコードB面でちょっとクール・ダウンするんだよ。まあそれは息切れじゃなくて構成上あえてだと思うけど。このアルバムは後半にもアッパーな曲が配置されてるから、もう俺立ち打ちできないよ…
アコースティック・ギターでスタートしたキャリアに、エレキ・ギターが導入されて、1958年タイプのフライングVなんだよね。ずっとギブソンかと思ってたら、よく調べたらバッカスのか!嗚呼人生、一生勉強だなあ。同じ形のモデルで、俺はオービルのを使っている。フライングVを弾くやつに悪いやつはいないし、もっと言えば弦をボディの裏通しにするVなら絶対にいい人間しかいない!
レコーディングで、今のところ本人はエレキをほとんど弾いていないらしく、ソロを弾いてる曲ではインタビューでそれに言及するくらいの頻度ではある。でもライヴだと、エレキでライトハンド奏法を披露してるじゃない。あれはライトハンドとしては一番オーソドックスな感じで、この先エレキのキャリアを積んでも、ジェフ・ワトソンじゃなくて、すーちゃん…じゃなくて、ジェフ・ワトソン?あれ?どっちが先だ?すーちゃんじゃなくてジェフ・ワトソンが本物か。そのジェフ・ワトソンみたいに、エイトフィンガー奏法とかやりだしたらちょっと怖いから、特殊奏法は今のまま、フツーのライトハンドまでにしておいてほしい。
…それはやらないか。
Delight
(2013/05/22) |