ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

River Of Orchids

4月の総会で、自治会の除草とか大掃除に出る、出ないの不公平感の話が合って、そこから繋がって自治会員の高齢化にともなって参加できない人が増えているって話にもなった。そこで、昔何期も会長をやったオッサンが「そこらへんは今年の役員会に改革をしてもらうとして…」とかなんとか言ったんだ、たしか。で、なんか知んないけど俺は真に受けて、「改革しよう!」と思ってしまった!なんか知んないけど!

それから、月に一度の役員会を開く度、高齢化と自治活動の問題を話し合うようになったのである。俺もいろいろ頭をひねったが決め手となる案が出ない中、役員のジイサンから「いっそのこと除草は外注にしてしまえ。それで不公平も何もなくなるよ」って意見が出た。元々、除草は年に3回。そのうち2回はシルバーセンターに委託しているのだ。あと一回が自前でやるのは、昔は数々あった自治会行事がすべて廃れて、せいぜい除草と年末の大掃除はみんなで顔を合わせようってもの。それも高齢化でままならないなら、いっそのこと除草はすべて外注にしてしまえって話。決め手がなかった解決策に明かりが灯った。役員皆が賛成した。俺も賛成した。

が、しかし、ここからが問題で、いままであったものをなくすにはそれなりの手続きが必要だ。総会で決をとらねば。定例の総会、4月に決めたんじゃ実施は1年先送りだ。臨時総会の開催だ。そして仕事を外注ってとこは金がかかる。千円や2千円じゃない。12万だ。こりゃ大変!自治会費値上げだ。こんなのさらに説得が大変じゃん。ここ何年、自治会は赤字は赤字が続いて、定期預金に手を付けるのもやむなしかって状況。消費税も上がった。今後さらなる消費税率アップも予定されている。自治会員を説得する資料って誰が作るの?会長の俺じゃん。このままの収支が続いた場合、除草をすべて外注した場合、消費税が8%の場合、10%に上がった場合と、何パターンもシミュレーションして資料を作るハメになってしまった。これ、改革なんて真に受けなければ存在しなかた仕事。なんか知んないけど。