The Willard / Harbor City Moonbeam Cruise Ⅳ＠Yokohama 7th AVENUE
横浜散歩のことを散々書いて、やっとライヴ本編にたどり着いた！
3月30日、横浜へと乗り込んだ俺は、中華街での夕食後、セブンスアベニューに向かう。横浜スタジアムの向かいにある店の中に入るとジグジグ・スパトニックのイカサマ臭いあの曲がかかっていた。なんか最近、俺が入るときにジグジグ・スパトニックがかかってる率が高いな。
昔から名前は知っていて、初めて入るセブンスアベニューのフロアはそう広くはなかった。なので、いつもより人口密度が高い。それに伴ってかなり場内が暑い中、ライヴが始まった！
今回冒頭3曲が、かなりツカミOKの選曲で、イントロが始まるごとに大きな歓声が上がっていた。その後も新旧、レア曲織り交ぜての、充実したセットリストだった。客の満足度は高かったんじゃ？30周年のリキッドルームは、意外性という点ではトピックの少ないラインナップだったので、今回は良かった。前回、JUNの体調不良があったり演奏の構成がグチャグチャになっていまうハプニングがあったりとかハラハラしたが、今回は安定していて、客も思いきり盛り上がっているように見えた。やっぱ懸念材料があるとノリ切れないもんね。
『Jolly Rogers』では「横浜でやるからこの曲か！亡霊船長は帆船を横浜港に着けて上陸か！」と一瞬俺が勝手に思ったりしたんだけど、よく考えたらフツーに「車で来た」って言ってたような…当たり前だっつうの。俺がさっき見たのは日本丸か。あと、濵にはカモメも飛んでたから『Pandora’s』も映えるよね。
JUNは昔、セブンスアベニューでやったのをほとんど覚えていないようだけど、そのときの月間スケジュール表がウチにあるよ。たしか大宮フリークスに置いてあったやつ。
セブンスアベニューのステージはあまり高くないので、KLANと内藤氏がどのベース、ギターを持っているのか分からなかった。酒井愁氏にいたっては、ちゃんと見えたのは入退場のときだけで、演奏中は直接見えなかった。直接は見えなくて、ミラー状になっている天井に映ってるのが見えたよ。逆さまの姿が。で、その酒井氏は当日に名古屋から入るスケジュールで、それって同じバンドのツアーじゃなくて、名古屋から移動して昨日とまったく関係ない曲を叩くんだから職業ドラマーって凄いよなあ。
客電がついてからもさらにアンコール一回やって、濵でのライヴは終わった。結論としては、横浜まで出向いた甲斐のあるライヴだったな。
心配していた終電問題も、難なくクリアして帰ったし、あとは次回のライヴと、アルバムを楽しみに待ちますかねえ。高い電車賃の元をとろうと、朝から横浜入りして遅くに帰ったもんでタフな一日だったアルね。
