ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

話しかけたかった

The Willard / Great Voyage Golden Chapter ~Farewell Klan~ @Shibiya O-WEST

 

でだ、昨日ウイラードのライヴに行ったダヨ。Klanがバンドを去る、引退公演。今年、バンドが結成31年で、Klanは途中抜けてるから…数えるの面倒だもんで何年か分からないけど、長年お疲れ様。

入口で受け取ったTrick or Treatに目を通し、Klanの決断とJunと、互いの思いを確認。そしてまたジグジグ・スパトニックのイカサマ臭い曲などが流れるフロアで開演を待った。

『Nervous Red Friday』でスタートした土曜夜の宴。今日ばかりは全部Klanレコーディング曲、ってワケでもないけど、キャプテン~EMI時代で最近演奏されなかった曲が大放出で盛り上がったなあ。客のシンガロングも3割増しだった。Klanはいつもよりアクションが大きいというか、ステージ前に出る場面がかなり多かった。曲のインターバルで、しきりにタオルで顔を拭っていたのは、汗なのか涙なのか、後方にいた俺には分からないよ。

アンコールではKlanによるMCもあって、Klanがステージ中央でベース&リード・ヴォーカル、Junがギターを弾いて『Silly Thing』ってサプライズがあって、なんか二人ともバンド少年に戻った感じでたまらなかった。

アンコールが終わって客電点灯後、さらなる要求に応えてもう一発。 『Stinky Vice』でKlanがベースを弾くウイラードは終了。ステージもフロアも一体となった、充実のライヴだった。Klanは去ってしまうけど、船長はまだこの先も船を走らせる気持ちらしいので、内藤氏とシュウ・サカイ氏、後任のベーシストが誰か想像つかないけど、ウイラードのことはまだまだ注目してこーかなーなんて思うワケね。バンドは30と1年超えてもソリッドだしね。