ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

マギーズ・ファーム野茂

 

a flood of circle / a flood of circle (2018)

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メンバーが4人になってる。2月17日に発表されて21日発売のアルバムが4人のジャケ写になってる。

1曲目がかなりぶっ壊れたロックンロールになっててビビる。その後の曲もけっこうなぶっ壊れぶりだけど、耳が慣れるからついていけるか。80年代、90年代の日本産ロックンロールからするとだいぶ違うものになってて、でもこれ2018年に鳴る形としてはかなり正しい気がする。ルーツとの距離とかヒップホップ的なものとの距離とか、俺の感覚とまったく違うけど認めざるを得ない強度がある。

その分、まともに聴くには若さと体力がいる感じで、なかなかアレなんだけど、20代のリスナーとかからするとたぶん最高。

 

 

a flood of circle(初回限定盤)(DVD付)
 

 

 

 

マギーズ・ファーム野茂

浅井健一&THE INTERCHANGE KILLS / Sugar (2018)

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はじめ、うっかり聴き流しちゃったけど、オープニングの『Vinegar』って2コーラス目は食器洗いのこと歌ってんのか!油ものは別に洗うのか。ブランキー以降のベンジーはたまにこういったぶっ飛び方するな。

ドラマーの小林瞳さんは右手の忙しい感じが特徴的だった。同じテンポ、同じ速さでハイハット刻んでも、他のドラマーよか忙しい。独特の急性なビートって感じだなあ。

 中尾憲太郎くんは要所に突然びっくりな高音を入れてくるから良い。ベンジーの指定なのかもしんないけど。どっち主導のフレーズか?

 

Sugar(初回生産限定盤)

Sugar(初回生産限定盤)

 

 

マギーズ・ファーム野茂

SCANDAL / HONEY (2018)

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これはイイ!なんでかっつうと、10曲入りで41分弱という長さなので良い。AC/DCが35分なのでその次ぐらいに良い。AC/DCの背中が見える所まで来たぞ!何百回も書いてるけどCDの74分って長すぎんだよ。CDの容量でアルバム作るのが当たり前になると10何曲入ってないとお得感ない感じになっちゃって、そんな量でメジャー・レーベルのリリース・ペースで出し続けたらダメだよ。なのでこのサイズぐらいが丁度よい。聴く側も集中力が続く長さだし。

オープニングの『プラットホームシンドローム』って曲のB→Cdim→C#m(たぶん)のところでビビっておしっこ漏れそうになるくらい良かった。アルバム始まって30秒でもう良い。

大人な感じで聴かせる曲もありつつ、前半けっこうグイグイな曲で、さらにその中のいくつかはガチャガチャしたサウンド・プロダクションなのでロック感が強い。

 

 

HONEY(初回生産限定盤)

HONEY(初回生産限定盤)

 

 

 

マギーズ・ファーム野茂

Joe Perry / Sweetzerland Manifesto (2018)

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ジョー・ペリーってこんなおじいさんみたいな声に声変わりしてんの!?

…と、思ったら、歌ってんのはテリー・リードだった!おじいさんみたいっつっても、そもそもジョーはもう67歳だし、テリー・リードは一つだけ上の68歳だから。

ジョーのヴォーカル曲は1曲で、それ聴いたらまあ年相応の声にはなってたけど!

それとニューヨーク・ドールズデヴィッド・ヨハンセンとチープ・トリックのロビン・ザンダーが歌ってて、この中では若いときに一番ハイ・トーンで綺麗な声だったロビンも含めて、なんか全員渋声になってた。

 

 

Sweetzerland Manifesto

Sweetzerland Manifesto

 

 

マギーズ・ファーム野茂

The Birthday / LIVE AT XXXX(2018)

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The Birthday初のライヴ盤を聴いた!

『NOMAD』のツアーで、終盤の各地Zepp公演から集めた音源なので俺も行ったやつだぜ。俺は DiverCityのを観た。 

現場では耳に危険感じるくらいムチャクチャ爆音だし肉弾戦だから、音の細かいところまで追えないんだけど、整理された音源を聴くとムチャクチャ上手い。っつうか当たり真だけど。あとなんか常にアルコールって感じで酔っ払ってるチバのイメージに反して、各楽器のフレーズがすげー緻密に練られてガチっと噛み合ってんのね。ロックンロールって上手くないと出来ないのね。

『情熱のブルーズ』でヴォーカルに“ピー音”が入っちゃってて、これ何だっけ?スタジオ盤だと問題ない言葉なんだけど。俺が観たときなんて歌ったんだっけ?何の言葉だ?「おイモ」かな?そうだ絶対「おイモ」だろ!

ライヴ独自にアレンジで、『Red Eye』でのベース、ハープ、ギター、ドラムのジャジーなソロ回しと、掛け合いでどんどん温度上げてくのがすげーカッコいいなこれ。

『なぜか今日は』ではなぜか、歌が少し引っ込んでリバーブの中にいる感じなのは、客のシンガロングを拾ってるからかな?

10年以上の活動で初のライヴ盤、でも集大成的な選曲じゃなくて、『NOMAD』のツアーをパッケージしたので、当然そのリストに沿った収録内容。なのであの曲この曲その曲も入ってないもっと聴きたいってのが罪といえば罪な、まあ贅沢な悩みか。そんな攻めの作品。

 

 

LIVE AT XXXX(完全生産限定盤)

LIVE AT XXXX(完全生産限定盤)

 

 

マギーズ・ファーム野茂

Richie Kotzen / Salting Earth (2017)

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なんか、リッチー・ブラックモアズ・レインボーのロゴの後ろにアリス・クーパーが写ってるみたいなジャケだけど、リッチー・コッツェンだよな?

っつうかこれ、出たの去年の4月かよ!しかもその後来日してんのか…知らなかった。

リッチー・コッツェンっつったら、ハードとかファンキーとかブルージーとかあるんだけど、このアルバムはエレピが鳴ってる、ちょっとAORみたいな、なんかアーバンな夜みたいな曲が入ってて、それが良かった。

 

 

Salting Earth

Salting Earth

 

 

 

マギーズ・ファーム野茂

Black Label Society / Grimmest Hits (2018)

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やっぱしザックの歌ってどんどんオジー化してるよね?

俺はザック作品の中で、1枚で終わっちゃったバンド、プライド&グローリーが一番好きなので、ブラック・レーベル・ソサイアティとしてのへヴィなリフ攻めだとちょっとトゥー・マッチなのね。今回は3曲、70年代アメリカン・ロックっぽい、ダウン・トゥ・アーなオープン・エアな感じのが入っててそれが良い。なのでバンドの主成分になってるヘヴィな曲が輝くっつうか、バランスね。グイグイいくやつとメロウなやつとの押し引きで。

 

 

 

Grimmest Hits

Grimmest Hits