『沈黙の艦隊』観てきた！昨日の最終で。
原作は…たしかに読んでた。90年代の初めころに読んでた。でも自分で金出して買ってない。単行本を友達から借りたのか、モーニングの回し読みだったか、覚えてない。96年まで続いて32巻までって、そんなに読んでないので途中まで。
いつものように、予習も、原作を振り返る復習もしないで観た。おうちに帰ってからウイキペディア読んだら、主演の大沢たかおがプロデューサーにもなってて驚いた！
大沢たかおも玉木宏も、ルックス的には海江田と深町に似てないんだけど、役としてよかった。中村倫也は、弟による回想シーンまで気付かなかった。
原作は88年年開始で、時代とリンクしてるものなのでいろいろ大変。内閣総理大臣の竹上登志雄って竹下首相がモデルだし、当時の現実世界にはソ連があるし、その後アメリカの同時多発テロだってあるし今じゃロシアとウクライナが戦争してるしで、世界情勢がだいぶ違う。劇中、たしか江口洋介がスマホ持ってたので、これは映画として2023年の現代劇になってるってことだろう。軍事装備も30年前とはだいぶ変わってるし。細かく見て検証とかするのはやらないので、分からないけど。
内容としては面白かった。潜水艦の戦闘って、暗闇の中でやるけどそれもスリリングにやってた。なんせ原作が長編なので、映画が描けたのはホント、序のあたりなんだよね。そういう意味での全部見切った感動っていうのは少ないというかやりようがない。
連作になるのか？みたいな予想もあるけど、そうするとソ連とかも描かなければならなくなるので、どうなんだろうね。
