ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

ドスコイ!ケンキョにダイタン

The Willard / Romancer (2016)

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と、いうわけでウイラードの新作を聴いた。『My Sweet Journey』から、もう10年経ってんのかよ…『TALLYHO』と『My Sweet Journey』間のインターバルよか長いのか!これは調べるまで気付かなかった。2006年以降、旧譜のリマスター再発、シングル、シングル・コンピ、Junのソロとか、リリースがあったから…と、いうよりは、少ないながらもライヴのペースが絶対変わらなかったのと、まあ自分が年取ったからだな!18歳の感じる10年とオッサンの10年じゃ違うんだよ。で、10年経って、前作とはJun以外のメンバーが違うのか…

 

そんでもって、10年待った新作は、なんか13曲も入ってるぞ。曲が多くてしかもその密度が濃い。今回はオープニングの『Fuzzy Dice Ranchero』で、バックミラーにサイコロぶら下げた車で、疾走するところから物語が始まった。裏ジャケに描かれてる、このイメージだな。アルバムアタマの方は、アップ・テンポな8ビート連発で、その流れに『Too Fast To』も入るので、シングルのカップリングで聴くのとはちょっと印象が変わった。実際は同一テイクらしいんだけど。『The Pumpkin Coach』は、導入部がストリングスじゃなくてギターになってたよ。

 

シャッフル・ナンバーの『Underground』は、タイプとしては『Prank Ster A Go Go』に近いのかな?ただ、管楽器のアレンジは今までのウイラードなかったやつで、ベニー・グッドマンかと思ったぜ。でも管楽器のクレジット見たら、ビッグ・バンドじゃなくて2人だったけど。

 

~続く~