ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

ファッキング・ホスタイル

安室奈美恵 / SWEET 19 BLUES (1996)

1996年に出たアルバム、累計370万枚も売れたこのアルバムを、今聴いた。2012年まで寝かせて聴いた。

このアルバムが出た頃にはもう、安室=R&Bっていう感じだったんだっけ?R&B的な横ノリも大いにあるんだけど、1stアルバムだから、小室と組んだ初期のシングルとかは、ダンス・ミュージックか。黒人女性がバック・コーラスやってるPVとかがあるのでR&Bの印象が強いのかな。R&Bも、なんか小室規格のR&Bというか、でもそれってべつに洋楽に対するフェイクじゃなくて、日本発のオリジナルなので、コレはコレでいいと思った。今思えばの話だけど。

今、あらためて聴くと、小室色が強いつうかまあ当たり前なんだけど。小室が安室奈美恵をプロデュースしたっつうより、安室というヴォーカリストの才能を要した小室のアルバムなのか。

このアルバムは、時代とがっぷり四つになった凄い作品なんだけど、もう今は昔で語れる、トリプル・ミリオンを過去のものにしてしまった、小室サウンドと心中しなかった安室ちゃんの底力も凄いつうか、まあアレだね、『Body Feels EXIT』って、ロッキング・オンの辛口座談会みたいな企画で、シャンプーに「何だこの英語は!?」みたいな感じで突っこまれてたね。

まー分ったようなわかんないようなことを、一応分ったようなテイで書いてるけど、買って来てパッと聴きながら書くってのも結構タイヘンだぜまったく。

SWEET 19 BLUESSWEET 19 BLUES

(1996/07/22)

安室奈美恵

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