ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

マギーズ・ファーム野茂

U2 / The Joshua Tree (Super Deluxe) (2017)

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前のデラックス・エディションから10年経ってしまった!

アルバム本編の音質は、20周年のより若干落ち着いた感じになってると思う…が、もはや聴くフォーマットが違うから正確には比べられない。

 

リミックス集とか、シングルB面、アウトテイクがある中、今回もっとも良いのはやっぱ、1987年のマジソン・スクエア・ガーデン公演がドンと収められてるってこと。これ以前にもイギリスでチャート1位をとるバンドだったし、この後ずーっとメガな売り上げ、もっすごい動員を続けているU2。だからどの時代のライヴでも凄いんだけど、アメリカでも1位をとった87年のライヴをがっつり聴けるのは嬉しい。『ヨシュア・トゥリー』を出した87年の空気、熱量が収められてるってのが重要。ちなみに…俺は『アクトン・ベイビー』からリアルタイムなので87年のU2は当時、感じてないんだよね!当時はジャパメタを一番聴いてたよね。インディーズの。

 

 

 

 

The Joshua Tree

The Joshua Tree

 

 

 

マギーズ・ファーム野茂

『3055』が閉鎖しちゃったので、書いた記事をサルベージするよ。

 

入稿 2012/11/25

 

AC/DC / Live At River Plate (2012)

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disc:1
1. Rock N Roll Train
2. Hell Ain't A Bad Place To Be
3. Back In Black
4. Big Jack
5. Dirty Deeds Done Dirt Cheap
6. Shot Down In Flames
7. Thunderstruck
8. Black Ice
9. The Jack
10. Hells Bells
disc:2
1. Shoot To Thrill
2. War Machine
3. Dog Eat Dog
4. You Shook Me All Night Long
5. T.N.T.
6. Whole Lotta Rosie
7. Let There Be Rock
8. Highway To Hell
9. For Those About To Rock (We Salute You)

 

AC/DCのライヴ盤としては、1992年の『Live』から20年ぶりとなる作品が本作『Live At River Plate』である。ここに収められたアルゼンチンのリヴァー・プレートスタジアム公演を含む『Black Ice World Tour』で彼らは来日を果たしたので、日本のファンにとっては感慨ひとしおのアルバムだろう。

20年の間にラインナップに変更があった。『Live』でドラムを叩いていたクリス・スレイドに代わって、1983年に一旦バンドを去ったフィル・ラッドが復帰している。

前のライヴ・アルバムとの時差がまったく感じられないほど、イメージ通りのAC/DC像が修められている。枯れるでも円熟でもなく、若ぶっているでもなく、ただただゴツゴツとした肌触りの、スケールの大きいロックンロールが、岩のように転がっている。

ライヴ・アルバムということで、身体に興奮剤を打つようなキケンなギター・リフによって、狂乱状態にある観客の歓声も克明に実況収録。オープニング・ナンバー『Rock 'N Roll Train』ではブライアン・ジョンソンの歌を待たずして、イントロに合わせて会場全体がサビのフレーズを合唱し始める盛り上がり様。他にも『The Jack』の曲中で歓声が上がると「今、アンガス・ヤングがストリップを始めたんだな」とか、『Let There Be Rock』で声援が大きくなると「アンガスの乗った中央ステージが上昇して、そこで暴れながらギター・ソロをキメているな。紙吹雪が舞っていよいよライヴのクライマックスだ」とか、目に浮かぶようで実に楽しい。

こういった、場内の音を聴いていると、ライヴ盤を出す意義というものをあらためて認識する。観客の声というのも作品の重要な要素なのだ。(Jeff Goldsmith)

 

 

Live at River Plate

Live at River Plate

 

 

マギーズ・ファーム野茂

 『3055』が閉鎖しちゃったので、書いた記事をサルベージするよ。

 

入稿 2012/11/13

 

Hior Chronik / Unspoken Words (2011)

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1. she wasn't here
2. all alone
3. oper I
4. small tree
5. still foggy
6. what is love
7. call
8. sea bells
9. oper II
10. rainy yellow leave on a tree
11. you are a bright star
12. sparkles (+hidden track)

 

メランコリックなアンビエンス・エレクトロニカを奏でるギリシャのアーティスト、ヒオール・クロニック。ピアノやストリングスなどの生楽器、シンセによる空間演出、電子ノイズの挿入といった要素が見事に融合し、独自の世界を作り出している。オープニング曲『She Wasn't Here』の中で聴こえる雨音(電子音にも聴こえるが、どちらだろう?)と、枯葉を踏みしめるような足音に導かれて、彼の作り込んだサウンド・スケープの中に誘われる。

そこから始まる音世界は、ハッピーな穏やかさというよりは、物悲しさも感じさせるモノトーンの世界。そんな音の中に身を委ねているのが、なかなか気持ち良い。聴き手の想像力を喚起するインストゥルメンタル・ナンバーに加え、女性ヴォーカルをフィーチャーしたトラックも要所に組み込まれ、アルバムの表情を豊かなものにしている。

彼の音楽はデジタル・サウンドと生音、マクロなスペーシー・サウンドとミクロなノイズ音などといった相反する要素を上手く融合させている。その、対比の聞かせ方が秀逸で、聴く者を捕らえ離さないのだ。

この独特の物悲しさを持ったアルバムは、ぜひ晩秋から冬の朝に聴きたい。快晴の日ではなく、しんと冷えた曇天の朝に聴いてこの世界に浸っていたい。(Jeff Goldsmith)

 

 

 

Unspoken Words

Unspoken Words

 

 

Where The Streets Have No Name

『1/144 MS-06F ザクマインレイヤー』 

 

その① 

その② 

その③  

その④  

その⑤  

その⑥  

その⑦ 

その⑧ 

その⑨ 

その⑩ 

その⑪ 

その⑫ 

その⑬ 

その⑭ 

その⑭ 

その⑮  

その⑯ 

その⑰ 

その⑱ 

その⑲ 

その⑳ 

その21 

その22 

その23 

その24 

その25 

その26 

その27 

その28 

その29 

その30 

その31 

その32 

その33 

その34 

その35 

その36 

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その38 

その39 

その40 

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その242

その243

 

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機雷ポッドのレールって、組んでからじゃちゃんと塗れないじゃん!仕方なくバラす。

 

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マインレイヤーの動力パイプはガンメタリックで、ボディとは色違いなんだよね。途中で時間切れ。

 

 

 

チョコクロワッサン日記

The Beatles / Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band 50th Anniversary Edition (2017)

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えーーーーーーーーっと、音質が良い!

…俺がずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと聴いてたのは、1987年にCD化されたときのだから!2009年のリマスターじゃなくて。

今回はリミックスも施されているっつうことで、音の印象がまったく違う。楽器のパンニングが違うし。俺は聴いてたら楽器より、コーラスの聞こえてくる位置が違ってることに耳がいくなあ。そっちの方が印象違う。4トラックをあーしてこーして工夫してた時代の録音だから、元のステレオ・ミックスだと左右振りが極端なんだよね。今回は、後の技術で録音したらこうなっただろうっていうミックス。じゃあいったい、どれが本物かっていうと、やっぱしオリジナルのミックスが本物で、今回のは「2017年にはこの楽しみ方ができますよ」って考えれば、いろいろざわつかないですむかな。歴史が上書き更新されたわけじゃなくて、2017年はこれってことで。まあビートルズに限らず、新仕様が出てピッチが修正されたりカットされてた音が入ったりって、オリジナルのリリースがリアルなのか、当時の事情で反映されなかった部分がリアルなのかって悩ましいな。

で、今回何が一番凄いかって、『ア・デイ・イン・ザ・ライフ』最後の「バーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!」が凄い。

 

 

Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Deluxe Edition)

Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Deluxe Edition)

 

 

Pigs On The Wing 1

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夜、走った。コースを変えた。

 

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水門!夜の水門は怖い。実はいつもの水門の下流にある。

 

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夜の田んぼ。つうか、羽虫が凄くて走ってると顔に当たって痒い!

 

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ショッピングモールまで走った。コースは違うがゴールは同じ。

 

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帰りはもう真っ暗。