ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

小栗旬

サブラベルズ / サブラベルズ (1983)

ウイ・ア~・サ・ブ・ラ・べルズ・・・・!

まさか生きてるうちにこのアルバムを聴くことができるとは思っていなかった・・・

高校生で周りにメタル・インディーズのブームが吹き荒れていた当時、自分で買い漁ったり、メタル好き、バンド仲間の縦横の繋がり、方々の人脈から様々なアイテムが回ってきたものだが、プレミアがついて超高額で取引されていた“盤”はもとより、“ダビングのまたダビング”といった形のテープとしても、ついぞこのサブラの1stを聴くことはなかったのだ。プレス枚数は1.000枚だったという。

それが2009年にもなって初CD化ときた。しかもキーチがセルフ・ライナーを書いている。

(人脈図には浦和界隈でバンド活動を共にしたシャケ、レッド・ウォーリアーズの名も・・・)

メジャー版よりスロー・テンポな『デビルズ・ロンド』をはじめ、後にメジャーで再録される曲も収録されているが、こちらのヴァージョンの方がサブラの世界観を上手くパッケージしているように思える。『破壊』に関してはサビの歌バックに美しいギターのハモリが入ってるのでメジャー版の方も捨てがたいが。

オリジナル・リリースは83年なのでメタル・インディーズのブームが来る以前の物だし、“メタル・インディーズ・ブーム”とゆう言葉だけでは括れない存在だ。

“日本アンダーグラウンド・シーンの名盤”といったところか。

商品化できる状態でマスター・テープが残っていたこと自体が驚きだった。