ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

チョコクロワッサン日記

昨晩の放送をもって、『とんねるずのみなさんのおかげでした』が終了した。1988年開始の『とんねるずのみなさんのおかげです』から数えると約30年。俺は世代的に、とんねるずブレイク期からハマったくちで、深夜にやってた『オールナイトフジ』は自室にまだテレビがなく、ビデオデッキもなかったのでちょっと乗り遅れて、『夕焼けニャンニャン』以降かなあ。テレビもラジオもハマった。楽曲も好きなのがあるし、アルバムだと初期のビクター時代はもう最高!大好き。今でも聴く。

『おかげでした』になってからはまあ自分の年齢が上がったりで、がっぷりって感じではなかったけど、『おかげです』の時代の、世間がバブルだったこともあってとてつもない製作費で映画とかドラマのパロディ作ったり、むちゃくちゃ面白かったなあ。終了を惜しむというか、最近の流れを見たら終わるのやむなしで、大好きだった番組でもこれ以上続けろとは思わなくて。

でも昨日寝る前にふと気になったのは、『おかげです』が始まったときって、ウラでTBSが『ザ・ベストテン』をやってて、バンドブームが盛り上がってきたりで歌謡曲の物差しで測れないチャートになってきて、弱っていたのを、『おかげです』がとどめを刺したという印象がある。長寿番組を、後発の物凄いパワーが駆逐したの。土曜日8時枠でも、『俺たちひょうきん族』が『8時だョ!全員集合』を蹴落としたり、その前は『8時だョ!全員集合』と『欽ドン』の関係だったり、俺はリアルタイムじゃないけどコント55号の番組も『全員集合』と競い合ってたり。でも今回の『おかげでした』って、それじゃないよね?たぶん。そんな陣取り合戦は発生してないよね?俺が知らないだけ?だからこの終わりは、とんねるずのパワーとか番組の寿命以上に、ホントにテレビの中で競い合ったり新陳代謝するってことが難しくなってる気がするなあ。バラエティの終焉、テレビの終焉て気もする。

昨日の最終回が通常の1時間で終わって、あっさりだなと思ってたら、エンディングの『情けねえ』が、いきなり山本恭司のワンショット!ギターの「ギュィーン!」で始まって腰抜かした。作曲者の後藤次利がベースだし、コントにも多数出て盟友といえる藤井尚之がサックスだし、キーボードには佐藤準, 松本圭司。ドラムの若い人は誰かなー?と思ったら、山本真央樹って山本恭司の息子なの!!?それが一番ビビった!

大フィナーレって感じの最終回ではなく、多くは語らなかったけど、二人が歌詞変えて歌ったのがすべてってなのかな。