ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

マギーズ・ファーム野茂

2017/07/22 The Willard / “Rock Romancer Cruisin' ”@渋谷 TSUTAYA O-WEST

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…と、いうわけでウイラードのライヴを観た。

 

今回はアルバム発売に合わせてツアーがあったし、ツアーグッズもある!ってことで。フロアで物販やってたからすげー大変なことになってた。DJタイムも同時に行われてるから、肉声でやってる列最後尾の案内とか聞こえないのね。フロアを仕切るお兄さん大変そうだった。

 

そんなこんなでちょっといつもと違う開演待ちだったけど、ウイラードのライヴは始まった!もちろん、アルバム『Romancer』と同じく、『Fuzzy Dice Ranchero』からスタート。『Romancer』からの曲を中心に、旧曲を交えつつ…初めの方は新曲たちの歌詞がだいぶ崩壊してた気がする…

 

最初のMC以降、歌詞はだいぶ安定して、客のテンションと均衡がとれてきた。今回、『Romancer』の曲に旧曲が混ざると「なんだか違和感あるなー」と、ライヴ中ずっと頭にあって、後で物販にあったパンフレットを読んで納得。アルバムはすげー緻密なプロットで構成された物語で、世界観がバッチリ完成されてんのね。だから昔の曲が入ろうとすると弾き飛ばされるみたいな感じがしてた。ウイラードは歴史の長いバンドだから、「今日は古いあの曲をやった」みたいのがあったりするんだけど、今回はない!なんなら、『Romancer』の曲順通り再現ライヴをやってほしいくらい。前作『My Sweet Journey』だって、そこまでは思わなかったんだよな。今回のはそこが凄い。前作も好きなんだけど、ライヴで他のが入ってくる余地はあったんだよな。今回の、アルバムが語る物語の流れがそうさせるのかな。

 

そんな感じで、昨年末のライヴ同様、『Romancer』の強さを感じた今回。だからアンコールで『Outlaw』が来ても、それはあくまで本編ではない、アンコールのお楽しみって感じで聴いた。あとトピックとしてはねえ、客電が点いて客だしBGMが流れてから再度登場して演奏したんだ。出口まで行った客が慌てて戻るという。

 

あ!あとこれが重要なんだけど!!今回は夜中に第2部All Nite Partyがあるから、開場開演がいつもより30分早かったのね。そうするとライヴ前に飯食うのが夕方5時台になっちゃって困るなーと思ったんだけど、結果その代りに、第2部不参加の俺としては終わりも30分早いから帰りがすげー楽なのね!渋谷からだと帰りがちょっと早くなると気持ちに余裕が生まれるのであった。渋谷ってみんな遠いよね?