The Birthday / NOMAD (2017)
シングルとしては渋めの『夢とバッハとカフェインと』で、アルバムのトーンを予想するのは時期尚早だなと、思ってたけど、聴いてみたらけっこう全体の空気に影響してた。グッと沈み込むような感じのキーになるのが、『夢とバッハとカフェインと』で、そこから上がって水面に出るような、解放のサイドにあるのが次のシングル、『抱きしめたい』のようだ。いや知らんけど!真に受けんなよ!
『夢とバッハとカフェインと』が、なんかイマイ期っぽいなと思ってたら、なんかフジケンが曲構成の仕分けをしなくなったとか。それの影響か?あと、“シャム猫の絶叫”ツアーでけっこうイマイ期の楽曲が多かったのは関係あるのかな?イマイ期っぽい空気はありつつ、そこに戻るんじゃなくて、整理されててヌケが良いのはフジケンならではなので、螺旋に上昇して進化してるってところか。そしてフジケン期のどのアルバムとも似ていない。似てないし、異ジャンルの要素や変わった楽器を入れて変化をつけるでもなく、ロックンロールのフォーマットでまだまだネタが出てくるってのがすごいよな

- アーティスト: The Birthday,Yusuke Chiba
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2017/05/10
- メディア: CD
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