2017/11/26 The Birthday TOUR 2017“NOMAD”@Zepp DiverCity Tokyo
…と、いうわけで、The Birthdayのライヴを観た!
日曜開催で18時開演だから晩飯は後でいいや!翌日休みとったし!
「ハーッピバースデ~♪」とSEが流れて、フジケン、キュウ、ハルキとメンバーが出てきて、最後にチバがフロアにグッと睨みを利かせて始まったのは最新アルバム『NOMAD』の通り、『24時』。あ!!これ、チバはギター弾かないのか!ハンドマイクでライヴ開始。所々、旧曲を挟みながら『NOMAD』の曲が放たれてくわけで。『NOMAD』って、モノクロの世界っつうか、激渋な曲が多い印象で。アッパーな曲もなんか黒光な、そんな印象。ミドル・テンポでぐぐっと重心を落とすところもあったり、それでも会場はまったりしない感じで、緊張感を持ったままライヴが進んでくわけね。
『NOMAD』以外だと中盤、『Red Eye』でのジャジーなソロ回しがかっこよかったな。
あーーーーーと、そうそう、『プレスファクトリー』ではバンド・ロゴのネオン管がスススーと出てきて、白熱電球が上から下りてきた。
続く『夢とバッハとカフェインと』は、シングルとしては渋めだとリリース時から思ってて、曲単体としては今でもそう思ってるんだけど、アルバムの中やライヴの流れで聴くと十分キャッチーと思った。渋キャッチー。
そこから本編ラスト、『抱きしめたい』までの4曲はすべて『NOMAD』から。アンコールの後、客電が点いてからまたアンコール、『ローリン』で終わった。
今回、『NOMAD』からやるのはまあ当然として、それ以外で「これやったらいいなー。これはやるだろうなあ」ってのは俺まったく外れたのね。Zepp DiverCity公演は2デイズで、どちらかといえば1日目の方が聴きたい曲やったらしくて。もっと言えば、東京以外の方であれやったのかよ!みたいな。それでも納得させてしまうのがこのバンドの特性っつうか、現状をよく表していると思う。もう結成から10年以上でフル・アルバム9枚。普通そうなると、これは外せない、やらないと客が納得しないって曲が5曲や6曲、いやもっとあるのに。本編終盤はずっと最新作からだかんね。
ブレイク途中でもないし安定期でもないし、予定調和なくひたすら攻めのロックンロールが続いてくってのは凄い。