ディスマップのキャプション用紙が出てきた…
表は未使用で、裏面に上司(年下)の電話番号が書いてある。大宮の店が潰れるときに、みんなで冊子形式で住所録作ったんだった。上司は用紙を回したときにいなかったのかな?そんで、これの裏に書いたのか。まあでも、その後一度も連絡とかしてないけど。
これは横幅8cmのサイズで、たしかもっとデカいのもあったと思う。それに、みんなけっこう長文のレビュー書いてたな。好きなアーティストだと推薦文も長くなるの。しかも、俺がいた売り場がメタル・フロアだと、バンドのロゴもバッチリ模写したり。
そんな作業が一日のうち、けっこうな割合であるなんてイイ仕事だったな!ディスクマップがあった時代、90年代の後半はそんな仕事が通用した、いい時代だな。その後ディスクマップが潰れて、WAVEに入って、2000年代になってCDが売れなくなってくると、作業の効率化とかチェーン店で店舗ごとの質をバラつかせないために、キャプションは本部からコピーが送られてくるようになった。そういった業務改善てまあビジネスとして正義なんだけど、つまんないんだよね。つまんないって、働いてた立場の回顧主義じゃなくて、客としてもカラーコピーのキャプションが店に並んでてもつまんないよ。そんで今じゃ、うちらがやってたその仕事が、購買者がAmazonレビューに書くってのに取って代わられてるな。通販サイトのレビューは、たまに紛れ込んでる的外れなやつを除いたら、そこそこ面白くてずっと読んじゃうもんね。
で、ディスクマップが潰れたのは1997年の11月だから、もう19年か…来年で20年か。うわー恐ろしい。