2016/8/31「ポルタリラッタ将軍」
と、いうわけで、オープニングを務めたHANEの次は、POLTAだ。
ドラムが上手からセンターに移動してセッティングされたよ!
登場SEでパルプの曲使ってんのな。尾苗さんの「いくよー!」みたいな感じの宣誓で、「ぜんぜんブスじゃなーいのに♪」って、『大和撫子』から始まった。曲に乗ってるからフツーに聴こえるけど、「ぜんぜんブスじゃなーいのに♪」からライヴが始まるってよく考えると凄いな。
尾苗さんはミニハム搭載のレスポール・タイプで…あれはトーカイの?まあ俺は楽器が全く弾けないから分かんないけど。で、スタジオ・アルバムと決定的に違うのは、リード・ギターのフレーズはライヴだと出てこない。50分間のステージで、ソロ的なのを弾いたのって、2曲とか?だと思う。そのアウトロで弾いたくらい。なので、ギターは終始カッティングがメインで、シンプルだし音色的にもほとんど歪んでない感じだった。スタジオ音源だと曲によってはギター、ベース、ドラム以外の音も入ってるし、ライヴの編成で聴くと、傑くんのベースが凄いね。リード・ベースみたいな。3ピースでも薄く聞こえないようにいろいろと。ギターの音数、音色のバラエティ的に制約があっても、曲の世界観を維持するってのは凄い。
あと、全曲知ってたってのはイイね!って、まあ俺は薦められてそれに乗っただけなんだけど。それでも全部知ってたよ。『春は過ぎても』はやっぱ感動的だったな。夏が過ぎる時期のライヴだけど。尾苗さんの歌って、ライヴハウス規模のバンドの中だとなんか特徴的で、力の抜き差しっつうか、小学生んときに、クラスで一人だけやたらと朗読が上手い女子とかいるじゃん!あれって小学生がやるとすげームカつくんだけど、歌としてPOLTAの曲だとハマって素晴らしい丁寧さになるみたいな。そんで、大きいとはいえないキャパでタバコ臭いハコの空気とのギャップで際立つなーとか思って聴いてた。そんなこんなで50分の持ち時間はあっという間に終わった。
~まだ続く~