tricot / 爆裂トリコさん (2011)
そんでもって、このバンドって海外でもライヴやってて、けっこうな評価得てるみたいじゃない。その模様がYouTubeにいっぱいあがってるから観てみたのね。ロサンゼルスのライブハウスで、このミニアルバムに入ってる『爆裂パニエさん』を、なんか外人がめっちゃくちゃノリノリで歌ってんの。日本語で。「プラ~ンクトンにぃ~おかぁ~されぇたぁ~」って。日本語の中でも、けっこうシュールな、国語の教科書とは違う日本語じゃない。意味分かってんのかどうなのか、歌っててんだよね。
昔から、日本国内でビッグなアーティストでも、海外進出を試みて何人もが思った成功を収められないまま断念してきたじゃない。英語の発音でムチャクチャ苦労したり、海外仕様に変わった作品作ったりで、でもダメだったり。でもtricotは日本語だし、ワールドワイドを視野に入れたって曲調でもないんだけど外人が超盛り上がってるの。まあたぶん、メジャーレーベルですげー金かけたのと、ライブハウスを回るのとでは、目指した海外での成功、その規模が違うと思うからまんま比較は出来ないけど。
最近ではけっこう、日本人アーティストが海外で、アンダーグラウンド系とかだけじゃなくてデカい会場でちゃんとやったりしてるから…なんだろうな…?何の話だっけ?インターネットちゃんとやれよ!80年代!インターネット万歳!インターネットで世界と繋がりましょう!