ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

ゴッド・オブ・エンプティネス

AKB48 / RIVER (2009)

先日、車を運転しながらラジオを聴いていたら、AKB48の『RIVER』が流れてきた。まあ「流れてきた」といっても、曲終わりでタイトルを言われてからちゃんと知ったしだい。

で、ハンドルを握たまま聴いていたら「何これかっけぇ。かっけぇし、何?この泣きたくなる感覚!」と思い、帰宅してから検証してみた。2009年リリースということで、音源を持っていないにしても、おそらく何度かはテレビ、ラジオで耳にしていたと思うが、意識していなかったのだろう 。これまではとくに何の印象も持ち合わせていなかった。

歌詞的には応援ソングだ。応援といっても「見守っているから頑張ってね♪」的なものではなく、もっとマッチョというか、男言葉も駆使してケツを叩くような内容だった。「何だ?俺はこの年になってアイドルにケツを叩かれて喜ぶどんなマゾだよ!」とか思って、再度検証。

ギターをおもむろにガシと掴んでコードを拾ってみたら、サビの部分でC→Dと上がり、続いてOnGの形でルート音が下がっていきD…Cと。そして、ここだ!CからB7、Emのここっっ!!

レッド・ウォーリアーズ『ルシアン・ヒルの上で』とかホリーズ『バス・ストップ』、あと以前このブログでC→B7(→Em)進行のことに言及した、ティーンエイジ・ファンクラブ『ニール・ユング』ね。他にも探せばいっぱいあると思うけど、このC→B7→Emの流れが『RIVER』のサビでも登場する。(それぞれキーの違う人が歌っている曲なのに、なんでみんなC→B7→Emなんだ?F→E7→Amじゃダメなのか?)

さらに、この曲はサビのフレーズが2回り目に入るときにEm→E7という流れがあって、ここも重要。マイナー・コードからパッと光が差し込んで視界が開けるような感じがある。

う~ん…これでメッセージ色の強い歌詞でケツを叩かれ…って、やっぱどんなマゾだよ。

※たぶん合ってるけど、コードが間違ってたらスマン。あと、コードが合っていても音楽理論が弱い(というかまったく分からない)ので表現、表記が違ってるかも。細かい装飾音があっても気付いていないかも。

まあ今日はそんな感じや。わいはC→B7→Emに弱いんや。とんねるずおニャン子クラブ以来、また秋元康に一本とられたちゅうワケや。作曲は井上ヨシマサじゃが、作詞と黒幕は秋元康や。

まあ、お前も頑張れや。

RIVERRIVER

(2009/10/21)

AKB48アンダーガールズ

商品詳細を見る