ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

シンデレラ・リバティもへっちゃら

ラッセル・シミンズ / パブリック・プレイシーズ (2000)

Russell Simins / Public Places

ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンのドラマー、ラッセル・シミンズのソロ・アルバム。

Butter 08、チボ・マットといったところの人脈が参加しており、ブレイクビーツや、ヒップホップ感覚の導入など、わりと時代性に寄り添った音作りで、同じJSBXのメンバー、ジュダ・バウアーのバンド、20マイルズと聴き比べてみると面白い。好対照のようで、そのどちらのエッセンスも本体JSBXの中で、重要な要素として溶け込んでいる。  

JSBX本体のように「エクスプロージョン!!」といった感じのラウドな音楽ではないが、随所に光るポップ・センスが散りばめており、ラッセルの歌声もスモーキーで曲調にハマっている。単なるドラマーのソロ・アルバムと思ってナメてかかると痛い目に遭うぞっちゅうこっちゃ。

Public PlacesPublic Places

(2000/09/21)

ラッセル・シミンズ

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