まず、これがオリジナル。
ピンク・フロイド / 炎~あなたがここにいてほしい~ (1975)
Pink Floyd / Wish You Were Here
持っているCDの中に、このアルバムに収録されている曲のカヴァー・ヴァージョンいくつか入っていた。
クローフィンガー / ア・ホール・ロット・オブ・ナッシング (2001)
Clawfinger / A Whole Lot of Nothing
日本盤のみに収録のボーナス・トラックではあるが、『炎~』の中から、『クレイジー・ダイヤモンド(Shine On You Crazy Diamond)』をカヴァーしている。
終盤に原曲には無いリフレインが登場するが、テンポ、おおよそのアレンジはほぼ原曲どおり。しかし、ヘヴィ・ロック・バンドの彼らは極端なダウン・チューニングで演奏している。
キーがGm→Dmに下げられているが、自分でレギュラー・チューニングをそのまま下げていったら弦のテンションがダランダランになってしまった。
変則チューニングか、7弦ギターなどを使っているのかもしれない。もう少し調べればちゃんと分かるかもしれないが・・・メンドくさいのでやめた!
クローフィンガーは他にもこのアルバム内でジミヘンやウルトラヴォックスのカヴァーも披露している。
オムニバス / アメリカ:ア・トリビュート・トゥ・ヒーローズ (2001)
V.A / merica: A Tribute To Heroes
続いて、9.11アメリカ同時多発テロの際、殉職した警官や消防士たちの家族を援助するために行われたチャリティ・イベントを収めたアルバム。『アメリカ:ア・トリビュート・トゥ・ヒーローズ』
この中でリンプ・ビズキットがグー・グー・ドールズのジョン・レズニックを迎えて『あなたがここにいてほしい(Wish You Were Here)』を演奏。
Aメロ、サビそれぞれの2回り目で、オリジナルにはない歌詞が歌われている。
どんなことが歌われているかは分からない。何故なら英語のヒアリングができないからさ。
ワイクリフ・ジョン /THE ECLEFTIC (2000)
Wyclef Jean / The Ecleftic: 2 Sides II a Book
さらに、フージーズのワイクリフ・ジョン。ソロになって2作目の作品。
こちらも 『あなたがここにいてほしい』を取り上げている。
オリジナルよりテンポが早くなっており、付け加えられたラップ・パートでは、ヒップホップ・リスナーのワイクリフが兄にロックの魅力を教えてもらったことと、難民だった自分がアメリカに来てイギリス出身のピンク・フロイドを聴き、フージーズで曲を届けるというアイデンティティーについて語られている。
ロジャー・ウォーターズが去るまでのピンク・フロイドはサイケデリックでイマジネイティヴな初期から、枚数を重ねるごとにメッセージ色が強くなっていった。
その中でも、モンスター・アルバム『狂気』の次に作られ、当時は地味とも評価された(とか書いてるけどリアル・タイムで体験してないよ俺は)『炎~』だが、そのシンプルなメッセージはヘヴィ・ロックからヒップホップのアーティストまで魅了する普遍性を持っている。
具体的に、バンドを去ったシド・バレットという個人の不在とゆう事実をテーマにしている『炎~』だが、シドのことは聴く人の中で様々な人、物、風景などに置き換えられるからかもしれない。
炎~あなたがここにいてほしい~
(2000/07/12) |