ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

“T”intersection~あなたに戻れない~

ピンク・フロイドの最新リマスタリング・シリーズ、9月に世界発売

リッスンジャパン

5月11日(水)18時8分配信

ピンク・フロイドが今年9月から来年2月まで3回に分け発売する、オリジナル・アルバムの最新リマスター盤など過去作品の再発プランを発表した。 【その他の写真】伝説的なプログレッシブロックバンド、ピンク・フロイド 英EMIの発表によると9月、11月、2012年2月に、彼らの過去作および未発表音源を含むボックスセットなどを発売する予定で、9月にオリジナル作14タイトルを最新リマスターシリーズとして発売。さらに『狂気』の6枚組コレクターズ・ボックスと2枚組デラックス・エディションなどを同時リリースする。

 

11月には新編成のベストアルバム『A Foot In The Door-The Best Of Pink Floyd』が控えている他、『炎~あなたがここにいてほしい』の5枚組コレクターズ・ボックスと2枚組デラックス・エディション。2011年2月には『ザ・ウォール』の7枚組コレクターズ・ボックスと3枚組デラックス・ディションと、彼らの代表的な名盤が未発表音源、貴重なライブ音源・映像など膨大な発掘音源と共にリリースされる予定となっている。

今回の最新リマスタリングピンク・フロイドではお馴染みの米のエンジニア、ジェイムス・ガスリー、CDのブックレットなども、長年ピンク・フロイドのアート・ディレクターを務めているストーム・トーガソン監修の元、デザインが一新され、歴史的名盤が新しい音とビジュアルで蘇る。これら全作品はアルバム単体として、また全てのアルバムにフォトブックが付属したボックスセットとして、アナログLP、デジタル・リリースとして、様々なフォーマットでリリースされる。

全作品まとまってのリマスターは久々である。そして中でも、『狂気(Dark Side of the Moon) 』、 『炎~あなたがここにいてほしい』『ザ・ウォール(The Wall) の3作品に関しては、オリジナル編成のアルバムに加えて、“デラックス・エディション”さらに“コレクターズ・ボックス”なるキケンなブツが…

ピンク・フロイドの作品に追加音源が付くというのは、今までだとたしか『夜明けの口笛吹き』がステレオとモノラル盤がセットになっているぐらいじゃないかしら?

そして、やはり『狂気』である。私の手元にあるのは2枚。

ピンク・フロイド / 狂気 (1973)

Pink Floyd / Dark Side of the Moon

 

オリジナル発売から20周年の記念盤。1993年発売のもの。1回目のリマスターで、特殊パッケージ。ポストカードが入っている。

 

その10年後、2003年発売の30周年。リマスターを担当しているのは、今回も含め、すべてジェイムス・ガスリー。この盤はSACDとの所謂“ハイブリッドCD”。え?SACDプレーヤー?

持ってないよ!そんなもん!!

だって…今、我が家のオーディオ環境…

 

これだけ

そう、これだけなんですもの…

さて、今回の再発にあたってのパッケージ・バリエーション、一番凄いのを手に入れたいのが人情ってもんだが、コレクターズ・ボックスは6枚組みかぁ。まだ現時点では価格などの詳細が分からないが、内容、価格、最新のリマスターが施されても、我が家のオーディオ環境だと違いは分からないなあとか、この環境が今後グレード・アップすることがあるのかないのか、音源をCDという物質、物体として保有することの意義は今後どうなるのか、とか、HDDの容量が大きくなったから、最近ではCDをリッピングするとき“Apple Lossless”形式で保存してるけど、実はipodを持ってないんだよなあ…とか、母さん、僕のあの帽子どうしたでせうね ええ、夏、碓氷峠から霧積へ行くみちで 渓谷へ落としたあの麦藁帽ですよ…

…とか、今秋の発売日まで、葛藤は続きそうなのである。

狂気(SACD-Hybrid)狂気(SACD-Hybrid)

(2003/03/29)

ピンク・フロイド

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