ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

負ける気せんね ~野村阪神応援ヴァージョン

The Willard / Sweet Bad Journey (2006)

2006年のアルバム『My Sweet Journey』からシングル・カットされたこの『Sweet Bad Journey』は、ライヴの中で2000年代のアンセムとなっている。

バンド、アーティストも活動暦が長くなるとライヴで外せない定番曲が多くなり、新しめの曲が難しい立場になったりするが、そんな中にあってこの曲のように盛り上がりが定着するとなんとなくウレシイ。

ストーンズのライヴで、『ブラウン・シュガー』や『サティスファクション』が盛り上がるのは当たり前だが、1994年リリースの『ヴードゥー・ラウンジ』から、『ユー・ガット・ミー・ロッキング』が次回以降のツアーでセット・リスト中盤のカギとなっていたりすると、自分が育てたわけでもないがウレシくなるんだよネ。

で、ウイラードのライヴにおいて『Sweet Bad Journey』は発表以降、歴代の名曲に劣らず盛り上がる曲になっている。

曲中「ダイブ」という言葉が登場するので、フロアにいるダイバー達がここぞとばかりに活躍(ダイブとゆうか、クラウド・サーフ)、Bメロで抑えて・・・抑えて・・・ザビでバっと開放されるメロディに引き寄せられるように皆飛び出す。

ウイラードのレパートリー中、激しい曲の部類ではないが、メロディの押し引きで爆発力を発揮する構成がフロアの盛り上がりを見事にコントロールする。

それが‘80年代前半から活躍しているバンドの‘00年代後半からの良く見る光景となっていて、なんか楽しいネ。

(当たるなよ・・・当たるなよ・・・ステージ上と接触しないで・・・とも思って見てるけどね)

カップリングはアルバム未収録のカヴァー曲、アイク&ティナ・ターナーの『River Deep Mountain High』。

余談だが、我輩の手元にはエリック・バードン&ジ・アニマルズのヴァージョンがあったヨ。

ということで次回ライヴは7月。

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(2006/07/22)

THE WILLARD

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