スター・ウォーズ/フォースの覚醒(STAR WARS: THE FORCE AWAKENS)@イオンシネマ春日部
『スター・ウォーズ』の新作を観た!
俺はスター・ウォーズにけっこうな思い入れが!あるんだけど…それは制作順でいうアタマから三作に対してで、それ以降はまったく分からない!
渡辺徹が吹き替えを担当した第一作の初テレビ放映なんか、正座して開始時間を待ったぐらいなんだけど(当時はビデオデッキが家になかった)、『ファントム・メナス』以降の三作は、テレビでやってたらつけるけど、他のことをやりながら斜め観とか、そんなもん。そうだ!これはスター・ウォーズに限らず、特撮映画におけるCG技術の向上と反比例するように、自分の観るテンションが下がってるんだよな。
今日は、どうも各メディアで大騒ぎしてるなってこと、旧作のキャストが出てくるってこと、そしてなんとジョージ・ルーカスが手掛けていないという以外の情報はまったく入れないで鑑賞したよ!
スター・ウォーズのお話が転がるってことは、『ジェダイの復讐(当時の邦題な!)』におけるエンドアの戦いで、同盟軍が勝利して平和になったんじゃなかったのかよ!まあ現実世界の時間軸と同じく、設定上も30年経ってるからいろいろあったのか。敵役の組織、“ファースト・オーダー”は帝国軍の残党ってことなんだけど、残党にしてはけっこう幅を利かせてるなあ。
ホントに何も知らないで観に行ったので、「主人公はこの青年か」と思ったら、「違うのか!このストーム・トルーパーだったやつか!」と思ったら、実は女の子が今シリーズのメインだった。
オープニングから終わりまで、何度か泣ける場面がある。ただこれは、はじめの三作とのリンクがそうさせるので、もっと言えばある年齢以上の人が、幼少の自分とか思春期だった自分と向き合うからかな。今、17歳の人が観てどう思うかは分かんない。
なんたってスター・ウォーズだからハードルが超高いんだけど、ストーリー展開はスリリングだし、ヒロインの娘は魅力的。かつての主人公、ルークが次作以降、どう物語に絡んでくるのか、興味深い。この三部作、今回一個観ちゃったら、生きてたらあと二つも観ちゃうな。