ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

ザ・レイジ

年越しそばを食らう。

 

なんか、豆腐が入っているけど、冷蔵庫に残っていたから入れただけで、我が家にこんな風習はない。

さてはて、大晦日には今年行った旅でも振り返ろうか。

泊りがけの旅は2回、青春18きっぷで正月と夏に行った。

元日に訪れた京都伏見稲荷の階段を上って振り返ると見えた京都の夕景は忘れられない。中学校以来の京都訪問であった。夕方に京都入りして、よく八坂神社から祇園、新京極まで回れたなあ。

そこから日本海側へ突き抜けて金沢。見事な観光都市だった。近江町市場が正月休みで数軒しか店が開いておらず、活気が味わえなかったのが誤算か。っつうか正月休みは当たり前だっつうの。

この旅では、帰りがけの車窓から見えた冬の日本海も最高だった。

そして夏の旅、まず訪れた敦賀での花火大会超弩級だった。ドカンドカンと鳴る花火の下、海面を静かに漂う灯篭、上空とのコントラストは感動的だった。

神戸のベイサイドもいい雰囲気だった。が、商業施設の空き店舗が…テコ入れは上手くいくんだろか?そして暑かった。

引き続き大阪も暑くて生命の危機を感じながら歩いた。あの暑さの中、あの距離よく歩いたなあ。過酷で、もう全身ドロドロ汗だったけど街は最高だった。

これで終わりと思いきや、帰り道で昼食のタイミングに寄った浜松でジオラマファクトリーを見学するという離れ業を繰り出したのであった。

この冬の18きっぷも入手しており、年明け4日からまた旅をする。今度はどんな珍道中になるのであろうか。

さて、今年というかもう少し長いスパンで括ると、そうさなあ…今年が平成24年だから、えーーーーーーーーーーーーっと、ここ6~7年ぐらいはずーーーーーーーーーーーーっと辛かったなあ。本当に辛かった。その前はちょっと良かったんだ。その後、きっかりぴったりある日から、精神的に追い詰められる日々が始まった。そうだ思い出した!このブログが始まったときってもうヤバイ時期に突入してたんだ。このブログ以前に、3~4年くらい別のタイトルでブログを書いてて、なんかもういろいろ嫌んなってるときにすべて消滅させたんだった。だからそんな時期から新たに始めたこのブログは、心機一転どころかさらに鬱々としたネガティヴ・クリープな記事ばっかなんだよ! つうかあの頃、よく気が狂わなかったなあ。

その後も事態は悪い方悪い方へと転がって、四半世紀以上に渡った親友たちとの絆、一生活者としての基盤、人としての自信などなどを次々と失ってしまった。そこへきてまさに泣きっ面に蜂、なかなかレアな発症率かつ今の医療技術では治療不可、ケアの良し悪しによっては死ぬかもよ?って病気になってしまって、どん底の底が抜けて「あれ?これ何番底?」というずんどこ状態まで堕ちてしまった。考えると20代のときにだって辛い時期はあった。だがそれより確実に歳をとっている分、確実に悲しかった。

昨年、そう2011年。痩せ細ってしまった身体を引きずりながら、なんとか事態は動き出した。だがまだそこは、「うわーーー!ここが行き着いた場所なら、俺の人生…」といったところであった。そんな状態から、ここ7年の中では一番の好転機が訪れたのが今年、2012年であった。といっても、同じ年頃の人からすると胸を張れるような今の俺ではない。ただ、なんとか今の状態で大晦日を迎えられることには感謝したい。そんな気持ちだ。

この先、何年か先の将来に向けて、希望があるかといえば、衰退する現代日本の問題点を凝縮したようなような今の俺に、希望は見え辛い。じゃあどうする?そうだ、遠くの希望が見えなければ、目先のユーモアだ。目先のユーモアを漁って生きよう。今年は水洗トイレタンク内の水漏れが止まらず、ボールタップを自分で取り替えたんだ。これが2012年最高の思い出だ。スタート地点と到達点が凄く低いけど、7年ぶり奇跡のV字開脚だ。じゃなくてV字回復だ。

だから!

だからみなさん良いお年を。来年もこのブログ読みたければ読めばいいじゃんべつに。読んでもいいし読まなくてもいいよ。読んだら読んだで、俺の紹介するオークションに参加したり、ムダ毛処理機とか洗剤とか買えよな絶対!!