ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

ゾーズ・ワー・ザ・デイズ

ランボオ / ランボオ詩集 地獄の季節

 

二十歳ぐらいのときに、「ボ、ボ、ボクも、ブンガクとか、よ、よ、よ、読まないと、いけないんだなあ」と思って、いろいろ読んだ。二十歳といえば、同い年の周りにいる人間は大学生だし。いろいろよんで、分からなかったり分からなかったりを繰り返し、そのうち外国文学にも手を出してしまった。「ランボオなら、村上龍『69 sixty nine』にも出てくるし」と思って読んだ。ちんぷんかんぷんだった。ランボオに限らずほとんどの外国文学はちんぷんかんぷんで、書いてある文字を最後まで目で追うのが精一杯だった。ピンク・フロイドや、デヴィッド・ボウイの歌詞なら多少難解でも、メロディといっしょになればなんとか理解することが出来る…つもりになっているだけかもしれない、けど、メロディのない詩はホントに分からなかった。

「みんなこれ読んで分かってんのに俺だけ分からないなんてやっぱしあ、あ、あ、頭悪いんだなあ」と思って、そのまま時が過ぎて今に至る。だから文章は読むにも書くのも苦手なのであった。

地獄の季節 (岩波文庫)地獄の季節 (岩波文庫)

(1970/09)

ランボオ

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