ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

マスター・オブ・インサニティ

ええ?!!雑誌『ぴあ』が休刊??!!!

「ええ?!!」っていうか、そりゃそうだ。もう、アレだね。文字やら画像やら、“情報の乗り物”としての役割について、紙媒体はその役目を終えようとしている感がいよいよ濃くなってきた。あとは“所有していることに意味がある”といった価値だけど、それはメインの需要からしたら割合的に少ないしなあ。

『ぴあ』といえば、創刊20周年を記念して横須賀で開催された無料ライヴイベントに行ったのは1992年のこと。

 

当時、渡米してカジノ・ドライヴで活動していたシャケと、ジギーの森重が組んだお遊び洋楽カヴァーバンド、ニードルズ・オブ・レヴォリューションが目当てで観に行った。ジギーはメジャー・デビュー時のラインナップがどうなろうかという時期。アンセムが解散したばかりのMAD大内がドラム、テンソーのミチアキがベース、キーボードは三国さんというメンバーだった。

森重がトラメガを使ったり、シャケがバイオリンの弓でノイズを出したりしたキング・クリムゾン『21世紀の精神異常者』をはじめとして、遊び心満載のロック名曲カバーは最高だった。それが一番のお目当てだったんだけど、その日トリで登場したピンク・クラウドを、芝生の上に座って海辺を吹く風に当たりながら観るっつうのも最高だったなあ。

スーちゃんが亡くなった。「地獄が凍りついても再結成しない」はずのイーグルスが再結成しても再結成しないのがビートルズBOØWYキャンディーズだった。世代的、年齢的にいうと、ティーンネイジャー以前に接していたので、’80年代アイドルを思い出すのとはまた違った感情が記憶とともに蘇ってくる。『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』とか『8時だョ!全員集合』とか思い出すなあ。

ジューダス・プリースト最後のワールド・ツアーを待たずして脱退、引退してしまったK. K. ダウニングは、還暦目前なのか…モト冬樹も同じ年生まれだよ関係ないけど。

ぴあホール・劇場・スタジアム 全国版 (ぴあMOOK)ぴあホール・劇場・スタジアム 全国版 (ぴあMOOK)

(2011/02/18)

不明

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