アリス・イン・チェインズ / アンプラグド (1996)
Alice in Chains / Unpluged
近所のブックオフで250円だったので購入。
発売当時、昔のバイト先で何度も聴いたので、新鮮な感想というのもないんだけど。
レイン・ステイリーのヴォーカルがドラッグ等の影響で衰えが見えてはいるが、曲との相性がいいのか、アンプラグド化にも見事に対応している。
エリック・クラプトンのそれが大ヒットしたのに倣って、あの人もこの人も、ネコも杓子も『MTVアンプラグド』をリリースしていた時期があって、ニール・ヤングとかは凄く良かったんだけど、「その曲はアンプラグドでやる必要あんのか?」というのもけっこうあった。
キッス、エアロスミス、パール・ジャムなどがロックのリフをそのままアコギでやっているのを聴くと、ちょっとズッコケたな(未商品化のパフォーマンスも含む)。
アリス・イン・チェインズの、このアルバムもロックの曲をアコギ化してる曲が多数収録されているんだけど、彼らの場合、『Sap』と『Jar of Flies』といった2枚のアコースティック・ミニ・アルバムを出しているので、それらの、とくに『Jar of Flies』の曲が効いているんだなあ。
普段はドロドロのヘヴィ・ロックを鳴らしているけど、ちゃんともうひとつの引き出しもあるし、グランジ然とした曲も、メロディーとハーモニーが立っていることがしっかりと証明されている。
で、今回の記事で一番言いたいのが何かというと…
このCDを買ったとき、「何かいいのないかな~」とブックオフ内を物色していたら、『The Beatles BBC Sessions』と書かれたCD(オフィシャルじゃなくてブートだった)が、“洋楽『T』”の仕切りに刺さっていたこと。…かな。
それを踏まえて、これからもヨロシク!!
Unplugged
(1996/08/07) |