BPM&M / エクストラクツ&アーティファクツ (2001)
BPM&M / XtraKcts & ArtifaKcts
ピーター・ポール&マリー(PP&M)じゃなくて・・・、ベック・ボガート&アピス(BBA)じゃなくて、ジンジャー・ベイカー、ジャック・ブルース、ムーア(BBM)でもなく・・・もうお分かりだと思うがクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング(CSN&Y)でもない。
パット・マステロット(キング・クリムゾンのDr)とビル・マニヨンだ。あれ?2人しかいないのにアルファベットが多いぞ?
B(ビル)P(パット)M(マステロット)&M(マニヨン)か。で、BPMは演奏テンポのBPMにかけてんのか。ややこしい!
キング・クリムゾン関連の様々な音源を解体、再構築してダンス・ミュージックに仕立て上げ・・・ん~たしかにそれっぽい感じもあるしそうとも言い切れない部分もあるような。
そもそもダンス・ミュージックって・・・クリムゾンのファンてダンス・ミュージックで踊ることあんの?
光景を想像してみると、なんか凄いことになるけど。まあ本人達も本気で、ファンを躍らせることを想定して作ってはいまい。
では、正しい楽しみ方はどういったものか。どのフレーズがどの音源か引っ張ってきたものか、クレジットを読まないで当ててみるとか?
んなワケないか。
結局のところ、このアルバムの特徴を端的に言い表すと・・・
方々に散らばるフレーズを、バラバラに切り刻んで集めたサウンド・コラージュ。それらをリズムとゆう背骨で串刺しにして一体のフランケンシュタインを造ったとゆうところなのか。
余談だが、パット・マステロットが昔、在籍していたバンドはMr.ミスターだ。
エクストラクツ&アーティファクツ
(2001/08/10) BPM&M |