あれからもう、20年以上もの歳月が過ぎているのに、今でもたまにあのことを想い出して、なんだか涙が出てきちゃうの・・・
そう・・・一堂零さんをはじめとする“奇面組”のみんなのこと。
この人たち、高校出たらどうするのだろう?って、いつも思ってた。
あんなにデタラメ、ハチャメチャやってたのに、もしかしたらその後、ちゃんとマジメにやって、もう奥さんも子供もいるのかな?
頭の中で“うしろゆびさされ組”や“うしろ髪ひかれ隊”の曲がリフレインする・・・
そう・・・毎年、夏になると想い出す・・・零さんが自宅の冷蔵庫に入っていたスイカを家族に黙って食べてしまって、そしたら偶然にも出かける先々でスイカを出されて・・・断りきれずにすべて食べていたら、最後には大噴射リバースしてしまったエピソード。今でもこのエピソードだけで30分は瞑想できるよ。
奇面組のみんなは今頃、何処でどんな暮らしをしているのだろう・・・
(※最終回での“夢オチ説”はこの際無視する)
そんな感じで想い出すのが・・・そう、“トム少佐”のこと。
デヴィッド・ボウイ / スペイス・オディティ (1969)
David Bowie / Space Oddity
あの日、宇宙空間で、船の外に出て、自ら手を離してしまったトム少佐・・・
地球には奥さんを残して。
今も、トム少佐は宇宙の何処かをフワフワと彷徨っているのかな・・・
(ボウイ自身が後に『スケアリー・モンスターズ(Scary Monsters)』収録の『アッシュズ・トゥ・アッシュズ (Ashes To Ashes)』で、「トム少佐はジャンキーだった」とオチをつけてしまった件はこの際無視する)
スペイス・オディティ(40周年記念エディション)
(2010/08/25) |