ネタばれなしで、行きまぁーーす!
っていうか、すでにウィキペディアに相当出てるけど。
当初、1機だけ公開された主人公機のメカデザインも、目がデカいデフォルメされた登場人物も好きくないので観るつもりなかった。なんか、Yahoo!ニュースで「古参ファンこそなんたらかんたら」って書いてあったので観てみることに。
この、情報化社会。情報拡散社会で公式がネタバレに注意してたのはこういうことか!ってなった。
前述のウィキペディアも、帰ったから読んだので、ほとんど情報なしで見始めたの。はじめ、「これはいったい、俺は何を見せられてんだ?」ってなった。スタジオカラーだし「古参ファンが」って、ファースト世代がニヤリする小ネタ、演出が満載なのか?って、そういう次元の話じゃなかった。
前半まるまる、「これ夢オチとか劇中劇で、それで本筋に入ってくのか?」と思って観てたらこれが本筋だった。
で、これって実質「シン・ガンダム」みたいだな、って。監督は庵野秀明じゃなくて鶴巻和哉だけど!
ファーストガンダムがあって、その後の宇宙世紀物があって、宇宙世紀以外のガンダムがあって、時代が進むほどにデザインも変わって、でもファースト世代からすると超えられないものを感じて、でも今回、「こういうぶっ壊し方もあるのか」って感心した。こういうぶっ壊し方なら歓迎かな。ガンダムというものは、もう45年以上前からあってそのうえでってことなら、令和の今現在の最適解なのかも。
ガンダムでも『ヤマト』でも『猿の惑星』でも『マッド・マックス』でも、俺らが体験したカルチャーは、もう2週目か何週目かの世界なんだな。その時代を生きてる。
メカもキャラも、静止画でいてるときはなんか、「またか~」みたいで期待薄だったけど、さすが動かしたらほとんど気にならなかった。つうかカッコいい。
んで、これは1本の映画で完結するんじゃなくて、テレビシリーズが始まるからさてどうなるか。