ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

ためらい サマータイム

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Apple Musicがやってきた!

 

俺が音楽を聴く媒体が、

カセットテープ&レコード

CD&カセットテープ

CD&MD

CD&iTunes

となって、CDは増えすぎると引っ張りだすのに一苦労ってのがあって、最近では買ったCDもiTunesに取り込んでってスタイルになってた。これならいくらライブラリが増えても、聴きたい楽曲をすぐに探せるからiTunes最強!と思ってたら、アルバム数にして2,300を超えたあたりかな?アルバムの表示が重く、遅くなってきた。楽曲データはパソコン本体でなく、外付けHDDに入れてて、接続がUSB2.0だからその影響もあるかもしれない。まあUSB3.0でもデータが増え続けたら同じだろう。そこで、「将来的には所有データのクラウド化が音楽ライフを変えるだろう」とか思ってたら、クラウドじゃなくて定額制ストリーミングかよ!

ってことでApple Musicを試す。

邦楽はまだまだのようだけど、洋楽に関してはほぼ満足のラインナップだった。ドアーズのジム・モリソン死亡後に出した2枚、『アザー・ヴォイセズ』と『フル・サークル』はちゃんとある。反面、現時点でキング・クリムゾンはサントラ提供の1曲しかなくて、アルバムが1枚もない。マイルス・デイビスはあれとこれは抜けてて…みたいな感じで、中学生時代に名前は知ってるけど聴き逃してたメタルのバンドがいろいろ出てきて楽しい。楽曲はiTunes Storeのカタログとほぼ同じなのかな?完全にではないみたい。どちらにしても、これだけそろってれば今やってるネットのCDレンタルを休止してこっちに切り替えてもいいかってところ。

なにせAppleの始めたことなので、このサービスの立ち位置的なことを語りだすと、ネットのいいたがり人間みたいになるのでやめよう。しかも俺が引っ越して今使ってるのがはてなブログだし!はてなブログはそこらへんがやばいんだよ。

俺は1980年代のティーンエージャーだから、2010年代のティーンエージャーじゃないのでその感覚はリアルには分からないんだけど、80年代だと自発的、能動的に音楽を聴きはじめるにあたって、入手できる音源の数、その増え方と人間の脳味噌のキャパが釣りあってたと思うのね。中三で10何枚のLPと何十本のカセットテープだから。初期体験の刷り込みって大きいじゃん。その頃の楽曲って印象が強くなるし。ストリーミングだと自分のキャパを超えたカタログがいきなりドンとあるわけだから、初期体験がその後どう残ってくんだろう?あとストリーミングで怖いのは、YouTubeでよく、楽曲が終わる前に他を検索しちゃわない?物体かデータかを問わず、所有物だと最後まで聴くんだよ。YouTubeだとたまに途中で他に行っちゃうんだよ。ものが多すぎて。物心ついてすぐにこの環境だと、心の1曲とか分母が大きすぎて、難しいかもね。