ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

シンパシー・フォー・ザ・ヒューマン

日本コカ・コーラは8月2日(火)、利用者の好みに応じた飲料が“調合”できる自動販売機「コカ・コーラ フリースタイル」の日本1号機を、羽田空港第2旅客ターミナル内のレストラン「エアポート ダイナー」に設置したと発表しました。価格は飲み放題で250円(税込)です。アメリカ以外の国での導入は初めてです。

コカ・コーラ フリースタイル」は、濃縮されたシロップの原液を飲料水や炭酸水で希釈し、その場でドリンクを製造する自動販売機「ファウンテンディスペンサー」の新ブランドです。「コカ・コーラ」や「アクエリアス」「ファンタ」といった14種類のベースドリンクと、レモン、バニラ、ライム、チェリーなど約10種類のフレーバーから好みのものを選び、その場で調合します。操作はすべて、タッチスクリーンで行います。

コカ・コーラ フリースタイル」1台で、既存のディスペンサー約20台分にあたる112種類の飲料が提供可能とのこと。同機が開発されたアメリカでは、すでに1,500台以上が設置されているそうです。

今後の展開について同社は、フードサービスや映画館などの施設に設置する予定としています。

こここ…これは…“ベース”と“フレーバー”の組み合わせが自由ってこと?ベース同士は混ぜられるの?ダメか。

さて、普段ならこのようなニュースは「そりゃよかったね。ご苦労さん」と、気にも留めずスルーしてしまうのだが…

あれは、今から遡ること約30年前…ホヮンホヮンホヮンホヮ~ン♪(回想シーンに入る音)

私が小学生だった頃、近所の商店街に“ヤマザキパン”の店があった。コンビニの“デイリーヤマザキ”ではなく、所謂“パン屋”であった。

店の出入り口とは別に、壁の小窓があって、そこから注文、受け渡しをするかたちで、ファミレスのドリンクバーのような、清涼飲料水のサーバーが設置されていた。店の主人に飲みたいドリンクを頼み、S、M、Lと紙のカップを選んで注いでもらった。

それがいつからか、店の主人は手書きポップを書き、客の注文に応じてドリンクを混ぜるというサービスを始めたのであった。

それが、近所の小学生の間でスマッシュヒット。放課後に集まって、皆「コーラとファンタレモン」とか「ファンタグレープとアクエリアス」とか「アンバサとスプライト」とか、ドリンクを思い思いにカスタマイズして飲みだした。デフォルトの味で飲むやつがいないんじゃないかというくらいに流行った。

よく考えたら、元々混ぜ合わせることを前提としていない味なので、それぞれ完成されたドリンク同士を混ぜてもたいして美味くない気もするが、自分でカスタマイズする遊び心が楽しかったので流行ったのかもしれない。

当時は、近所に大型スーパーが何軒もあるわけではなく、コンビニもそう普及していなかったので、家で食べるパンはその店で買っていたが、その後何年かしてその店はなくなってしまった。

で、大人になってからふと思ったんだが…あれって、ヤマザキパンなりコカ・コーラがやれといってやっていたものなのだろうか?それとも、店の主人がまったくの独自判断でやっていたものなのだろうか?独断としたら、メーカー的には問題なかったのだろうか?

なにぶん小学生だった頃の出来事なので自分の行動範囲もそう広くなく、学区外でどうだったかということまで分らない。とりあえず、そんなサービスはその店でしか見たことがない。皆さんお住まいの地区でもあったことなのだろうか?

どうなのだろう。

もう、約30年前の出来事である。

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