ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

(谷)

J・ガイルズ・バンド / 狼から一撃 (1976)
The J. Geils Band / Blow Your Face Out

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J・ガイルズ・バンドのJ・ガイルズが死んでしまった。

J・ガイルズ・バンドといえば…20歳のときかなあ、まあ90年代初頭で、世間的にはCDが普及して古いカタログが充実しつつある頃、で、自分が70年代とか遡ってどんどん開拓したいって時期にベスト盤買ったんだ。それが良くて、このライヴ盤も聴いたら、すげー良くて。中学高校の多感さの次に来る大きな波のときに聴いたから、ここら辺はかなり刷り込まれてんだよね。『狼から一撃』ってスタジオ盤と全く違うブチ切れたテンションで…ブチ切れてんのはヴォーカルのピーター・ウルフなんだけど…バンドのスタイル的にガイルズが物凄く前に出るって印象はなかったな。まあバンド一丸となって、そのうえでウルフが切れてるみたいな。

聴き始めて、流れで80年代の『フリーズ・フレイム』も聴いたけど、いかにも80年代的なサウンドに変化しててこれはあんましだったな。シングルの『堕ちた天使』は大ヒットなんだけど。

なので泥臭くて黒いフィーリングで突っ走ってたときのJ・ガイルズ・バンドはすげー良いし、このライヴ盤はとくに良いし、自分史の中で聴くべきときに聴いたからすげー良い。

 

 

 

Blow Your Face Out

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