ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

泣いちゃいそう冬

AC/DC: アイアンマン2 (2010)

AC/DC: Iron Man 2

 

この、サントラ盤の名を借りたAC/DCのベスト・アルバムは、ボン・スコットが歌ってる時代の曲と、ブライアン・ジョンソンが歌ってるのが混在してるワケじゃない。で、思ったのが、二人のヴォーカリストが歌ってて、あまり違和感がないんだよね。声が似てるからって話もあるけど。

 

バンドの看板ヴォーカリストがいなくなって、代わりに入った後任が好意的に評価されてるのって、俺はAC/DC以上のものを知らないんだよ。ジューダス・プリーストモトリー・クルーアイアン・メイデンなどは、後任が大きな評価を得られないまま元のメンバーに戻って。まあジャンルの栄枯盛衰、時代背景もあるけど。 ヴァン・ヘイレンはデイヴ・リー・ロスから交代したサミー・ヘイガー時代にもちゃんとヒットを飛ばしているにも関わらず、デイヴ時代支持って声が常にあった。で、今はデイヴに戻ってる。レインボーは…ヴォーカリスト毎に一定の評価はあるけど、それだけ次々と交代してるしな。ブラック・サバスもオジー、ディオをはじめ何人も代わってるか。あれ?なんかハード・ロック、へヴィ・メタルばっかだな。ヴォーカリスト交代ってそっちの方しか思い浮かばない。

なので、ブライアン・ジョンソンはボン・スコットから代わってずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっとAC/DCの声だし、比較対象が故人というハードルの高い条件下でも、ネガティヴな印象は受けないから凄いと思うんだよね。加入当時の評判はリアルタイムで体験してないからよく分かんないけどね。でも一発目が『バック・イン・ブラック』で、ムチャクチャ売れたから悪い評価なんてないか。そんなポジションを確立したヴォーカリストって、俺は他にパッと思い浮かばないなあ。誰かいる?カルロス・トシキとか? 

Iron Man 2Iron Man 2

(2010/04/20)

AC/DC

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